英語習得の基本中の基本である、インプット。
子どもの英語教育のため自宅で英語に触れる際、まずはインプットから取り組むご家庭もあるでしょう。
インプットといえば、英語の動画やアニメを見たり、車内で英語BGMを流したり…
潜在的に耳に英語を入れる取り組みをイメージするかと思いますが、実はそれだけではないんですよ。
さらに、年齢によっても効果的なインプット方法は違ってきます。
「将来、子どもをバイリンガルにしたい」と思っている親御さん必見!
幼児期からできるインプット方法についてご紹介していきます。
この記事でわかること
- 子どもの英語インプットの正しい方法
- インプットで得られる効果
- インプットとアウトプットの関係性について
- 家庭でできるインプット&アウトプット方法
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Contents
子供の英語インプットとアウトプットとは
子どもが英語を習得するには、インプットとアウトプットの2つがとっても重要。
もちろん、おうち英語の基本にもなっています。
インプットの方法
- 絵本読み聞かせ
- Youtube視聴
- かけ流し
- 英語のBGM
アウトプットの方法
- 家族で英語を使う
- オンライン英会話
- スピーキングゲームのあるアプリ
このように、インプットとアウトプットを織り交ぜることで、自然と英語を話せるようになっていきます。
では、その「インプット」と「アウトプット」について詳しく説明していきますね。
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【インプット】英語習得の基本!
インプットとアウトプット、どちらも同じくらい大切な要素なのですが、アウトプットよりも先に行うべきなのがこのインプット。
子どもの英語でも大人の英語でも、基本中の基本です。
インプットとは?
- リスニング(聞き取り)
- リーディング(読み取り)
家庭でできるインプットは、耳から聞くリスニングと目で見るリーディングの2つがメイン。
なので、Youtubeを見たり英語絵本を読んだりすることはインプットに当たります。
インプットで学べること
- 英語のイントネーション
- リンキングやリエゾン(単語と単語がつながる音)
- 英語のリズム
インプットは基本中の基本ですが、インプットだけを延々と繰り返していても会話ができるようにはなりません。
英語を話す上での土台はできますが、実際に話せるようになるには、インプットした知識をアウトプットする必要があるからです。
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【アウトプット】バイリンガルの第一歩!
一方でアウトプットは、膨大なインプットを経て身につくスキルのことを言います。
インプットなしで、アウトプットは身につきません
簡単なアウトプットであれば数週間~数ヶ月のインプットで身につき、難易度の高いアウトプット(長い文章で話すなど)は、数年レベルのインプットを経て習得していきます。
アウトプットとは?
- スピーキング(話す)
- ライティング(書く)
- 適切な反応
そう、実はアウトプットとは、子どもが英語を聞いて反応するすべての行動を指すのです。
たとえば親御さんが「Let's go!」と言うとこっちに来てくれたり「Clap!」と言うと手を叩いたりすることも、英語に対する"適切な反応"ですよね。
日本で生まれた赤ちゃんは、お腹にいる頃からたくさんの日本語を聞いて育ち、早くても1歳半~2歳くらいで喃語を話し始めますよね。
3~4歳ではペラペラになってしまう母国語でさえも、初めて話し始めるまでには2年近くかかるんです。
そう考えると、第2言語である英語はそれ以上にインプットの時間を割かなければ、アウトプットできるようにはならないんですね。
アウトプットを促す教材として有名なのが、ディズニー英語システム。
CD、DVD、おもちゃで膨大なインプットが叶い、会員サービスとしてネイティブの先生とふれあえるイベントにも参加できるので、まさに海外にいるような生活が体験できますよ。
ディズニー英語システムはサンプルも豪華なので、おうち英語を充実させたい人はぜひ♪
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ディズニー英語システムについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
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子供の英語インプット量は年齢で変わる
何をどれくらいインプットするか、またアウトプットを始めるかどうかは、年齢によって変わってきます。
極端な話、0歳児にそこまでのアウトプットを求めなくても大丈夫ですが、英語が聞き取れるようになるにつれて、インプットの割合を調整してアウトプットを増やしていく必要があるからです。
これからおうち英語を始めようと思っている親御さん必見です!
0~3歳:とにかくインプット!
0~3歳でできるインプット
- 英語の歌をかけ流し
- 英語絵本読み聞かせ
0~3歳でできるアウトプット
- 英語の歌を一緒に歌う
- Clap!など簡単な語りかけで反応を見る
この年齢でアウトプットはあまり気にせず、とにかくインプットに集中!
たくさん英語のシャワーを浴びせましょう。
1日に2時間くらいを目安にインプットを続けると良いとされていますが、たとえば英語絵本の読み聞かせとなると、1日2時間もできませんよね。
それを埋めるために、Youtubeでかけ流しをしたり、英語DVDを見るなどのインプットコンテンツを大いに活用しましょう。
子どもが集中して聞いていなくても大丈夫!
BGMのようになっても良いので、日常生活の中で常に英語が耳に入るよう心がけてみてくださいね。
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英語習得の臨界期といわれる9歳前後までは、英語耳・英語脳を作る最強のチャンス。
とにかく英語を聞かせ続けて、リスニング力の土台を作るとともに、アウトプットまでのインプット量を積んでおきましょう!
日本人が英語習得に必要なインプット時間は2000時間といわれています。
しかし、日本の英語教育(小学校~高校)のトータル時間は1000時間にも満たないのだそう。
この年齢からインプットを始めておけば、2000時間に到達するのもあっという間なんですよ!
英語絵本の読み聞かせもとっても大事です。
しかし、中には「発音に自信がない」という親御さんもいることでしょう。
便利な時代になりましたから、親御さんが読み聞かせをしなくても大丈夫!
こちらの記事で、おすすめの絵本のほかに読み聞かせYoutubeなどのツールもご紹介していますので、活用してみてくださいね。
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4~6歳:少しずつアウトプット開始
4~6歳でできるインプット
- 英語の歌をかけ流し
- 英語のYoutubeアニメを視聴
- フォニックスをスタート
- 英語絵本読み聞かせ
- 英語アプリで遊ぶ
4~6歳でできるアウトプット
- 英語の歌を一緒に歌う
- 英語アニメのセリフをマネっこ
- Which one? This one! など簡単な会話
- アルファベットをつなげて単語作り
4歳くらいからは、少しずつアウトプットも意識した取り組みを始めてみましょう。
特におすすめなのが、英語アニメデビュー!
英語の歌でも良いですが、どうしても"リアルな英会話"が不足していますよね。
そこで歌でまだまだ興味を引きつつ、子ども向けの英語アニメを少しずつ取り入れていくと、のちのちのアウトプットにつながりやすくなりますよ。
こちらの記事で、子どもがハマる英語アニメをまとめてご紹介しています。
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英語アニメのメリット
ハマる作品に出会えれば、セリフをマネしたり、そのアニメに見立てたごっこ遊びをしてくれたり…自然とアウトプットができるように!
わが家からおすすめするのが『うっかりペネロペ』の英語DVD。
低年齢でも飽きない、そして動画の見せすぎ防止にもなる1話5分程度のエピソードが、たっぷり13話!
ペネロペDVDのポイントは、アウトプットを引き出せるミニクイズがついているところ。
アニメのあと、そのエピソードに出てきた単語をおさらいできるミニクイズコーナーがあって、ペネロペと一緒にアウトプットができるようになっています。
バイリンガルを目指すご家庭で英語DVDをお探しながら、ぜひおすすめしたい商品です。
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また、このぐらいからフォニックスのインプットを意識してみるのも良いかもしれません。
フォニックスとは?
- ABCを「エービーシー」ではなく「アッブックッ」と読む学習方法
- ネイティブも幼児期~小学校低学年でフォニックスを学ぶ
- 日本語で言うと「ひらがな」のようなもの
- 英単語を読めるようになるための基礎学習
フォニックスを学ぶと…
- 英単語の約70%を読めるようになる
- 初めて見る単語でも勘で読めるようになる
- 絵本などの文章も読めるようになる
- 音を聞いて単語を書き取ることができる
フォニックスもしっかり学ばせてあげたい!という親御さんにオススメの英語教材が、ミライコイングリッシュ。
DVDを見るだけという手軽さにもかかわらず、自宅で教えるには難しいといわれるフォニックスまで徹底的に網羅しています。
手軽に活用できるミライコイングリッシュは、サンプル映像を請求することができます。
気になったら、サンプル映像を子どもと一緒に見て、子どもの食いつきを見てみましょう!
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また、4歳くらいになるとタブレットやゲームをしている子もいるかもしれませんね。
英語アプリを活用して、ゲームで楽しくインプットをする方法も、子どもの興味を引くにはうってつけですよ。
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4歳くらいからできるアウトプットとしては、以下のような行動を目安にしてみましょう。
- Stand up!と言ったら立つ
- Which one?と聞いたら選ぶ
- アルファベットのおもちゃを並べて単語を作る
このように、こちらの問いかけに対して適切な行動がとれるようになったら、最初のアウトプットは成功といえます。
まだまだ英語を話せるようにならなくて大丈夫!
まずは身体が英語に反応するかどうかを見てみましょう。
適切な行動のアウトプットができてくると、自然と口からのアウトプットにつながっていきますよ!
親の言葉やアニメのセリフを真似したがる年齢ということで、簡単な英会話を始めてみるのも大きなチャンス!
英語が苦手な親御さんでも、全く話せない親御さんでも、中学校で習うような単語を並べるだけでネイティブの家庭のような英会話ができてしまうんですよ。
こちらで使えるフレーズをまとめていますので、ぜひ親子で英会話の習慣をつけてみてはいかがでしょうか?
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7~10歳:イン&アウトを半々ずつ
7~10歳でできるインプット
- 英語絵本を一緒に読む
- 英語のYoutubeアニメを視聴
7~10歳でできるアウトプット
- 親子で簡単な英会話
- オンライン英会話
このくらいの年齢からアウトプットの比率が増え、インプットとアウトプットを半分くらいの割合にしていきます。
幼児期からインプットとアウトプットを続けてきていれば、すでに簡単な英会話ができるようになっているかもしれませんね。
毎日英語に触れている子どもは、まだペラペラ話せなくとも英語に対する抵抗感はほぼないでしょう。
抵抗感を持っていないというのは、バイリンガルになるにあたって最大の強みです。
おおいに利用して、親子での簡単な英会話やオンライン英会話など、ステップアップを試みてみましょう。
インプットに関しては、少し英語動画のレベルを上げてみると良いかもしれません。
今までは幼児向けの歌やアニメだったものを、少し英語スピードの速いものにしたり、物語の内容がお兄さんお姉さん向けの作品にしてみることで、着実にリスニング力が上がっていきますよ。
おすすめ英語動画を、レベル別にまとめた記事がありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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なお、英語動画を見る際は字幕をオフにすることをおすすめします。
字幕があると「英語を読むこと」につながり、のちのちメリットはあるのですが、今はまだリスニング力を強化したい段階。
字幕に気をとられてしまうことで、肝心のリスニング力が育たない可能性もあるんです。
10歳まではリスニングをメインにインプットするのが良しとされているので、字幕はもう少し後にしましょう!
10歳までの英語学習法と、10歳以降の英語学習法の違いに関しては、こちらの記事でお話しています。
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そして、これまで読み聞かせていた英語絵本を一緒に音読してみるのも良いですね。
少しずつ読み書きにレベルアップしていくために、絵本を読むことにも慣れておきましょう。
フォニックスの知識を生かして文字を見て発音してみるという訓練を繰り返しましょう。
なので、黙読ではなく音読だとなお良し。
また、7~10歳というと、国語の教科書では長く難しい物語を読むかもしれませんが、英語の場合は年齢相応のレベルでなくてOKです。
幼児向けの絵本でも良いので、とにかく英語を読むことに慣れるのを目的にしましょう!
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11歳~:アウトプット中心に
11歳からできるインプット
- 英語の本を読んでみる
- 英語の番組や映画を観る
11歳からできるアウトプット
- オンライン英会話
- 親子で簡単な英会話
- 英語で日記を書く
11歳からは、インプットも継続しながら、それ以上にアウトプットの機会を増やしていきましょう。
インプットは、英語絵本から英語の本にレベルアップしてみたり、アニメだったのを洋画や海外ドラマにしてみるのも良いですね!
ある程度アウトプットができるようになっているならば、オンライン英会話も始めやすい年齢かもしれません。
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11歳というと、小学校英語が始まってしばらく経っていて、ちょうど読み書きが本格的に始まってくると思います。
それに合わせて、自宅でも英語で日記をつける習慣をつけてみると、読み書きスキルがグググッと上がりますよ。
ノートに1ページびっしり書かなくてもOK!
3行日記など、毎日取り組みやすいボリュームで続けてみてくださいね。
小学校3年生から始まる英語は「外国語活動」といって、成績もつかないしテストもない、慣らし程度の取り組み。
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子供の英語インプットはスタート年齢でも変わる
何をどれくらいインプットするのかは、英語学習を始める年齢によっても違ってきます。
かけ流しなどのインプットで効果を感じられるのは、10歳くらいまでといわれています。
幼児の英語学習は、英語のかけ流しやアニメ視聴が効果てきめんですが、10歳を過ぎると全く違うアプローチが必要になるんです。
2020年から小学校英語が始まったので、ほぼすべての子どもが10歳までに英語を始めることになると思います。
しかし小3~4は週に1コマのみで、十分な英語力が身につくことは期待できません。
あくまで英語に慣れることができる程度だと思っておいたほうが良いでしょう。
ここからは、10歳までに始めるインプット方法と、10歳を過ぎて始めるインプット方法について解説していきます。
10歳までに始めるなら「音」のインプット
10歳までの子どもは「条件学習能力」というものを持っています。
簡単に言うと、以下のようなものです。
- 英語を聞いたまま発音できる
- 理屈や概念ではなく感覚で学べる
まさに脳が柔軟な子どもならではの能力で、残念ながらわたしたち大人にはもう備わっていないものです。
10歳までの子どもが英語を始める場合「音」から入るインプットが最適です。
「音」から入るインプット
- かけ流し
- 英語YoutubeやDVD視聴
- 英語絵本読み聞かせ
- 語りかけ
2020年から導入された小学校英語は、小学校3年生(9歳)でのスタートなので、まだ音から入れる年齢なんですね。
3~4年生で、音から入ってコミュニケーションを中心に学ぶカリキュラムで英語教育を行い、5~6年生で読み書きにステップアップしていきます。
条件学習能力が備わっている年齢は「臨界期」とも呼ばれ、この期間に英語を始めておくことで、ネイティブのような英語力に近づく確率がグッと上がります。
英語を聞いたまま発音でき、文法や語順など難しいことを考えずに感覚で英語が話せるようになるので、ネイティブの英語を聞いていればそれをそっくりそのままコピーできるわけです。
逆を言うと、10歳までの子どもに「これは主語でこれは動詞で…」という文法知識を教え込もうとしても、それは脳の機能としてまだ理解ができません。
いくら熱弁しても子どもは「???」ですし、英語がどんどん難しく感じられて、嫌いになる要因にもなるので、NGなんです!
10歳までの子どもは、とにかく膨大な量のインプット。
文法などのルールはこれから覚えていけば良いので、語順や文法が多少間違っていても指摘せず、純粋に英語や英会話を楽しむ感覚で大丈夫ですよ。
10歳以降で始めるなら「文法」のインプット
10歳を過ぎてくると「条件学習能力」は衰えてきてしまいます。
それと引き換えに著しい成長を見せるのが「概念学習能力」という新たなスキル。
これは、年齢とともにどんどん伸びていく能力で、10歳ごろから芽生え始め、大人になればなるほど発達を遂げていくものなんです。
条件学習能力は、以下のような特徴を持ちます。
- 仕組みや理由を理解する力
- 概念や理屈でとらえて学習しようとする能力
文法や語彙、文章の組み立て方などを論理的に理解できるようになります。
小学校英語でも、5年生(11歳)になると読み書きが本格化していきます。
まずコミュニケーション英語から入って、概念学習能力が芽生える年齢で読み書きにレベルアップするという流れなんです。
これまでは概念学習を教えてこなかったために、文法ミスなどが目立っていたかもしれません。
ここから少しずつ文法や文章の組み立て方を論理的に学び、英語の法則やルールなど、今まで間違えていた部分にたくさん気が付いていくことができますよ。
日本人は英語習得に2000時間必要
日本語と英語は、もっともかけ離れた正反対の言語といわれています。
発音も語順も文法も、発語するときに使う口の筋肉さえも、その全てが違う言語同士なんです。
それゆえ、日本人が英語をマスターするのに必要な時間は2000時間ともいわれているんですよ。
なんと、あんなにみっちりさせられた英語の勉強でさえも、必要な時間の半分にも到達していなかったんです。
さらに言えば、わたしたちがやってきたような"ほぼ受け身の英語学習"を倍以上続けていたとしても、英語が話せるようにはならなかったでしょう。
日本の英語教育の根本がほぼほぼインプットだからです。
繰り返しになりますが、インプットだけをしていても英語が話せるようにはなりません。
インプットした知識をアウトプットする機会がなければ、口や脳が英語に慣れることができず、いつまで経っても英語を使えるようにはならないのです。
この2000時間という膨大な時間を埋めるにも、幼児期からインプットを続けて、とにかく英語に触れる時間を多く確保することが大切。
もちろん、英語に多く触れたからといってペラペラになれるという保証はありませんが、とにもかくにも英語にたくさん触れ続けなければ、何も始まらないからです。
小・中・高でみっちり学んできたはずの英語でさえ1000時間にも到達していないほど、圧倒的に不足している日本人の英語量。
幼児期に始めておくことで、どれだけそのトータル時間に早く近づけるかが分かりますね!
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インプットというと、どうしてもYoutubeをつけっぱなしにしておけば良いのでは!?と思われがちなのですが、実は年齢やレベルによって適切なインプット方法は違ってくるんです。
インプットというのは、英語をマスターするにあたって必ず通る道。
インプットでしっかりと土台を作っておくことで、数年後確実にアウトプットを引き出すことができます。
それも、幼児のうちが最も高い効果を発揮しますから、適切なタイミングでスタートしたいですよね!
インプット、そしてそれに伴うアウトプットも意識しながら、子どもが苦労することなく英語を習得できる環境を整えてあげましょう。
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