子どもの英語教育を始めるとき、最初に取り入れやすいのが英語のかけ流し。
英語をBGMのようにかけ流して、自然と英語が耳に入る環境を作ることを目的としています。
英語力の基礎であるリスニング力を鍛えることができるので、乳幼児から始めておきたい英語教育の一環なんです。
手軽に始められて、英語力の土台も作れる!
そんな嬉しいかけ流しについて知っておきましょう。
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Contents
英語のかけ流しって何?
かけ流しとは、日常生活の中で英語の音楽や音声をかけ流すこと。
家のテレビでは英語のニュース、車の中では英語の音楽など、場所や状況によってさまざまな音源をかけ流すことで、海外さながらの英語環境を作る方法です。
かけ流しによって鍛えられる能力は、主にリスニング力。
英語を習得する上で、基本中の基本となるのがリスニング力ですよね。
日本人が英語を習得するには、2000時間もの時間を英語に費やさなければいけないといわれています。
たとえば週に1回、英会話教室に通っているとすると…2000時間を達成するのにかかる年月は、なんと40年以上!
日本の公教育や、週に1回程度の習いごとで英語ペラペラになろうとしても、明らかにインプット時間が足りないのです。
そんなとき、乳幼児から1日2時間のかけ流しをしていれば、3歳くらいで2000時間を達成できます。
かけ流しの他に英会話教室に通ったり、オンライン英会話を習ったりしていれば、もっと早く2000時間に到達しますよね。
赤ちゃんのうちはオンライン英会話もできませんし、英語を習うのもハードルが高い。
けれど、かけ流しだったら無料で今すぐに始められるのです。
英語の音声や音源をかけ流しておくことで、その空間はまるで海外の家庭!
乳幼児のうちは英語の音楽をBGMとして流しておき、幼児になったら英語のアニメを見たり、英語のニュースをかけ流すこともできますね。
自宅にいながら、自然に英語が耳に入る環境を作ることができます。
日本にいながら、海外のような英語環境を作ることは難しいですよね。
でも、かけ流しなら気軽にそれができるんです!
英語かけ流しのメリット・デメリット
では、かけ流しで得られるメリット、そしてデメリットについても見ていきましょう。
メリット
まず、メリットは以下です。
- 無料で今すぐ始められる
- 英語耳が育つ
- 英語に対する抵抗感がなくなる
- 英語力の土台になる
- 読み書きにもつなげられる
無料で今すぐ始められる
かけ流しの何よりのメリットは、無料で今すぐに始められる手軽さでしょう。
最短だと"Youtubeを再生するだけ"でかけ流しは成立するので、子どもの英語教育の中でもハードルが低いです。
もちろん、かけ流しの音源やスピーカーなどのアイテムはたくさんありますので、それぞれのご家庭や子どもの性格によってカスタマイズすれば、あなただけのかけ流し環境が整いますよ。
英語耳が育つ
英語耳を育てられるのは、乳幼児期の特権!
厳密に言うと、生後6ヶ月くらいで英語と日本語を聞き分ける能力が衰え始めるといいます。
しかし、生後6ヶ月で英語を諦めなければいけないのはもったいないですよね。
未就学児のうちであれば、かけ流しの効果は感じられますので、早めに始めると良いでしょう。
英語に対する抵抗感がなくなる
かけ流しによって、乳幼児から英語を聞き続けている子どもは、自然と英語に対する抵抗感がなくなるといわれています。
英語に対して抵抗感を感じてしまうのは、単純に英語に触れる頻度が少ないことが原因。
英語をあまり聞いてこなかった、使ってこなかったことで、「よくわからない言葉」として認識してしまうのです。
その結果、「よくわからないからあまり聞きたくないな…」「難しそうだし、わからなくてもいいや」という意識に変わっていきます。
乳幼児から英語をかけ流しておくことで、その子どもにとって英語が「よくわからない言葉」になる可能性は、極めて低いといえます。
英語が「聞きなじみのある言葉」になれば、最大の敵である抵抗感を最初から払拭することができ、その後の英語学習がよりスムーズになるのです。
英語力の土台になる
乳幼児のうちから英語が自然と耳に入る環境で育つと、それは立派な英語力の土台になります。
英語力の土台は、乳幼児のうちに苦労することなく身につけてしまうのが大正解!
乳幼児期を逃すと、すでに脳が英語を聞き取れない状態になってから"土台"を学び始めることになります。
本人が大変な思いをするのは、言うまでもありませんね。
まだ言葉も分からないうちに、英語力の土台をつけておくためにも、かけ流しはとても有効なんです。
読み書きにもつなげられる
かけ流しは、耳からのインプットに最適ですが、実は読み書きにつなげることもできるんです。
それは、フォニックス教材をかけ流すこと。
英語の読み書きを進めていくのに大切なフォニックスをかけ流しで習得することができれば、英語の文字列を見たとき自然に発音ができるようになります。
適切なかけ流し音源を選ぶことで、読み書きさえもスムーズに進めることができるのです!
乳児さんなら童話や童謡メイン、3~4歳ならフォニックスを入れてみても良いかもしれません。
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デメリット
続いては、デメリットを見ていきましょう。
- 初歩的な学習どまりになる
- 動画の場合、見すぎると悪影響を及ぼす
初歩的な学習どまりになる
かけ流しのデメリットは、初歩的な学習どまりになってしまうこと。
かけ流しで得られる効果は、これから子どもたちがバイリンガルになっていくにあたって、重要なものばかりです。
しかし、土台は土台。それ以上にはならないのです。
かけ流しで得た"英語力の土台"をさらにレベルアップさせていくには、かけ流し以外の取り組みも必要になってきます。
かけ流しが効果絶大だとしても、それだけで英語力がつくわけではないというのが、1つ目のデメリットです。
動画の場合、見すぎると悪影響を及ぼす
かけ流しの音源を動画にしている場合、何時間も流しておくのは逆に悪影響があるといわれています。
特に2歳未満の幼児に動画を見せすぎることで、発達に影響を及ぼすという調査結果もあります。
(参考:公益社団法人 日本小児科医会)
一方で、音源・音声のみのかけ流しであれば、1日中流していても問題はありません。
ただし、子どもの日常生活や行動に支障のない、BGM程度の音量にしてくださいね。
英語のかけ流しオススメ音源
それでは、英語のかけ流しにおすすめの音源をご紹介していきます。
Youtube・CD・Podcast・教材など、かけ流しといってもさまざまなコンテンツを使えますので、それぞれのご家庭に合ったものを選んでみてくださいね。
【Youtube動画】豊富な種類で全部無料!
CDや音源のかけ流しよりはYoutube動画派!という方は、こちらの記事にまとめた動画を活用してみてください。
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【Podcast】読み聞かせにもぴったり
Podcastは無料で操作も簡単なので、継続もしやすいのが嬉しいところ。
Youtubeのように、気になったチャンネルは登録しておくことができます。
すると自動で更新され、その中からランダムで再生することもできますよ。
インストールはこちらから
Podcast
無料posted withアプリーチ
アプリではなく、パソコンでPodcastを使いたい!という人は、こちらのページからブラウザ版に飛ぶことができます。
それでは、かけ流しにおすすめのPodcastチャンネルを見ていきましょう。
セサミストリート
アメリカ発祥のキャラクターでおなじみのセサミストリート。
Podcastでは、アメリカの文化やイベントについてのエピソードも豊富なので、英語だけでなく海外の文化にも慣れ親しめます。
英語のスピードはやや早めで声も特徴的なので、聞き取りにくい部分があるかもしれません。
Disney Magic of Storytelling
子ども向けでクリアなアメリカ英語を聴くなら、ディズニーが最適でしょう。
英語レベルも初心者向けで、難しい言葉も使われていません。
内容は、ディズニー映画を10分前後に凝縮したコンテンツなので、映画は長すぎるという人にもぴったりです。
ABC KIDS News
子ども向けのニュース番組が聞けるチャンネルです。
ニュースを通して世界のこと、身のまわりで起きていることを知るきっかけにもなりますね。
ニュースがテーマということで、最初は聞き取れる単語も少なく難易度が高いかもしれません。
しかし日本で生まれた赤ちゃんも、家では日本語のニュース番組やワイドショーの音声を、無意識にインプットしていますよね。
一語一句理解すべきものではないので、流しているだけでじゅうぶん効果はありますよ。
Story Time
英語教育には嬉しい、絵本の読み聞かせチャンネル。
1話あたり平均10分程度なので、気軽にたくさんの物語を聞くことができます。
まだ言葉も分からない乳幼児は、音声を理解しようとせずとも聞き取れてしまうという、不思議な能力があります。
聴いていくうちに、物語の情景をイメージできるようになれば、豊かな想像力を育むことにもつながりますね。
Listen and Play
イギリスで放送されている子ども向け番組のチャンネルです。
日本でいうEテレのような位置づけで、道徳的・教育的にもクオリティーの高い音源や音声が収録されています。
ABC KIDS News
ABC Newsは、オーストラリアで放送されているニュース番組です。
子ども向けに噛み砕き、分かりやすくアレンジされています。
キャスターが、出演者の子どもたちと実際に会話をしながら進められていくので、まるで現地の学校の授業を聞いているよう!
Imagine this
子どもの「なぜ?」を丁寧に解説してくれる教育チャンネルです。
ABC Newsと同じ番組からの配信ですが、よりサイエンスに特化しているのがポイント。
「コロナウイルスって何?」
「蜂はどうやってハチミツを作るの?」
など、子どもの小さな疑問を楽しく解決してくれます。
But Why
こちらもサイエンス系の番組で、リスナーの子どもたちから寄せられた質問に答えていくスタイル。
「どうしてルールを破ってはいけないの?」など、道徳的なテーマも扱っているので、幼児~小学生になっても楽しめます。
【CD】いつでもどこでもかけ流し!
いつの時代も根強い人気を誇るのは、CD。
最近では、インテリアにもなじむおしゃれなCDプレイヤーも販売されています。
かけ流しに使えるCDは、歌と朗読の2種類が強いでしょう。
どちらも赤ちゃんや英語初心者キッズにおすすめの、耳に優しいものばかり。
おすすめのCDをご紹介していきます。
ヘンゼルとグレーテル、白雪姫など有名な童話だけでなく、ラプンツェルなど比較的新しい物語も収録された読み聞かせCDつきの絵本。
絵本はもちろん、CDはかけ流しでも読み聞かせでも使えて、大活躍間違いなし!
子ども向けの英語の歌が、たっぷり100曲収録されたCDです。
Youtubeで英語の歌をかき集めて、プレイリストを作るのが面倒…という方も、CDを1枚買うだけでスイッチ1つでかけ流しを始められますね!
おうち英語をしているご家庭や、多読育児を取り入れているご家庭ではおなじみのORTシリーズ。
ORTとはOxford Reading Treeの略で、イギリスを中心に教育現場で用いられている書籍シリーズです。
ORTは、フォニックスや基本的なリーディングが学べる教材や絵本を多く展開しています。
絵本はもちろん、ORTの作品が読み放題のアプリを活用しているご家庭も多いですね。
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CDはクリアなイギリス英語で、シンプルなストーリーとともに耳馴染みのよいトーンが特徴。
日本ではアメリカ英語が主流ですが、イギリス英語も立派なネイティブ英語です。
かけ流しの題材に、イギリス英語も仲間入りしておくと良いかもしれません。
子どもに英語を話せるようになってほしいのであれば、フォニックスを学ぶことは必須。
carやdogなどの英単語が日本語でいう「漢字」、そしてフォニックスが「ひらがな」のようなもの。
漢字を読むためには、まずひらがなを学ぶ必要がありますよね。
英語も、英単語を読むためにはまずフォニックスを学ぶ必要があります。
そんな大事なフォニックスも、かけ流しで気軽に習得することができますよ。
くもんから出版されている、歌詞カード付きの歌CDです。
有名な童謡がたくさん収録されていて、歌詞カードを見ながら聴覚的にも、視覚的にも英語をインプットすることができます。
フォニックスと同じくらい大切な、サイトワーズ(Sight Words)。
フォニックスは、日本語でいう「漢字」を読むための「ひらがな」のような位置づけだとお話しました。
サイトワーズは、そのフォニックスルールでは読めない例外の単語のことをいいます。
たとえば「Like」や「You」の読み方は、フォニックスのルールに準じていないんです。
そういった例外の単語・サイトワーズも、かけ流しとシンプルなテキストを使えばあっという間に習得できるでしょう。
英語で読み聞かせをしてくれる作品集です。
「桃太郎」や「うさぎとかめ」など日本の名作をはじめ、「ジャックと豆の木」や「大きなかぶ」など外国の名作も収録されています。
本をめくってみると、英語のすぐ下に日本語訳が書かれているので、親御さんもフォローしやすくなっています!
100曲近くも英語の歌が収録されている、大ボリュームのCD。
小学校の学習項目を含む歌も多いので、乳幼児からかけ流してあげれば、自然と小学校英語対策にもなります。
ただのかけ流しではなく、ネイティブのお手本のあとにリピートできるパートが入ったCD。
楽しく英語のアウトプットも促せて、かけ流し以上の効果が期待できます。
乳幼児の英語教室では、こんなふうにCDを聞きながらマネして歌ってみるというレッスンがあります。
それを家庭で再現できるのは、コスパも最高ですよね。
CDだけではなく絵本もついていて、絵本読みにもつなげやすいのがこの商品。
絵本のようにかわいいイラストがついているので、曲を聴きながら文字にも慣れ親しむことができます。
\ こんな感じ! /
海外でもたくさん聴かれている、マザーグースが集約されたコレクションCDです。
ミニブック(絵本)がついているので、音源を聞きながら物語にも親しむことができます。
NHKでも放送されている、リトル・チャロのストーリーブックです。
子犬・チャロと仲間たちの優しく心温まるストーリーで、自然な英語表現も豊富。
子どもだけでなく、大人のやり直し学習でも用いられる教材なんですよ。
【教材】プロ監修の安心クオリティー
かけ流しを行うには、プロが手掛けた教材を使うのも手です。
メリットは何といっても、信頼できるクオリティー。
教材のDVDやCDは、子どもの教育や英語学習など多方面の専門家が監修し、子どもの脳の発達に良い音源が収録されています。
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悩めるおうち英語ママ おうち英語の教材、たくさんあってどれを選べばいいのか分からない! 悩めるおうち英語ママ ...
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Baby English Labo
6ヶ月にわたり、プロが選別する英語絵本とCDが送られてくるサービスです。
赤ちゃんでも楽しめる、親子の時間が充実する、安心・安全のクオリティーなので、かけ流しにもぴったり!
CDに収録されている物語や歌も、有名作品ばかりですよ。
月々4,400円というお手頃価格なのもうれしいですね。
WORLD LIBRARY ENGLISH
こちらも、絵本とCDのセットが購入できるサービス。
世界各国の名作絵本とCDが揃っていて、日本の図書館では出会えない絵本をたくさん知ることができるんです。
単品購入だとCDがついてきますが、絵本の定期配送サービス(月額1,300円)は絵本のみとなります。
ミライコイングリッシュ
「DVDを30分見るだけ!」という使いやすさで人気の幼児英語教材・ミライコイングリッシュ。
オーディオ教材は、DVD15枚とCD3枚がついているので、かけ流しにもぴったりなんです。
単に英語アニメが流れるだけではなく、フォニックスにも特化しているのはうれしいですよね。
ミライコイングリッシュはサンプル映像をもらえるので、ぜひ公式サイトから請求してみてくださいね。
7+BILINGUAL(七田式)
「暗記」ではなく「記憶」させる七田式メソッドで、世界的にもその効果が証明されている7+BILINGUAL。
音源を繰り返し聞くことで、子どもは自然と英語を話せるようになる。
語学の天才といわれている、主に6歳以下の子どもを対象にした、バイリンガルCDです。
動画ではなくCDのみで、あとは楽しいキャラクターと一緒にぬり絵やテキストで学ぶ方式なので、「あまりYoutubeなどの動画を見せたくない」というご家庭にぴったりですよ。
ディズニー英語システム
かけ流しだけでなく、総合的な英語教育をサポートする業界最大の教材といっても過言ではない、ディズニー英語システム。
DVDやCD、絵本、タッチペンやカードなどの豊富な教材で、0~12歳まで長期間使えます。
ディズニー英語システムを購入する人は英語教育ガチ勢といわれており、CDをかけ流しにするのはド定番!
購入する勇気がない…
という人でも大丈夫!
ディズニー英語システムでは、有料級のサンプルも配布されています。
もちろんCDも含まれているので、ぜひサンプルCDをかけ流しに使ってみてください。
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英語かけ流しの準備とやり方
英語のかけ流しを始めるステップはこれだけ!
1. かけ流しをする機器などの環境をつくる
2. かけ流す音源の用意をする
3. スイッチオン!
必ず教材やスピーカーが必要なわけではないので、とても簡単に始められるんです!
英語のかけ流しで準備するもの
英語のかけ流しで準備するものは、主に以下です。
必ず用意するもの
- 音源(YoutubeやPodcastなど)
- 出力機械(テレビ、パソコン、スマホなど)
あればなお良いもの
- スピーカー
- お風呂用のスピーカー
- スマホとテレビを接続する出力機械
極端な話、スマホ1つあれば始められます。
かけ流しをするのに便利なアイテム
かけ流しをする環境はご家庭それぞれ。
- 保育園送迎の車の中で
- リビングでのまったり時間に
- リラックスモードのお風呂タイムに
- 出先の時間つぶしに
かけ流しは、音を気にしなくても良い場所であればいつでもどこでも実践することができます。
かけ流しを行う時と場合によって追加すると便利なアイテムもありますので、ご紹介していきますね。
スタイリッシュでインテリアにもなじむこちらのCDプレーヤーは、おうち英語界隈のみならず、さまざまなジャンルの音楽を子どもに聴かせてあげたい!という親御さんに愛されているアイテム。
オンオフは紐を引っ張るだけなので、子どもでも簡単に操作できるのが嬉しいですね!
おなじみ、アレクサの機能が搭載したスマートスピーカー。
かけ流しは毎日コツコツ続けるもの。
結局、アレクサのように一言でかけ流せるくらい簡単なデバイスをガンガン取り入れるべき!
こちらは、スマホとつなげられるBluetoothスピーカー。
完全防水で、お風呂でも使えます。
おうち英語は、お風呂の時間だけを英語タイムにするという方法もあるんです。
毎日のルーティンであるお風呂が英語を使う時間になれば、日常会話のアウトプットも一気に加速!
こちらの記事で詳しく解説しています。
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こちらは、スマホやタブレット、パソコン画面をテレビに出力できる優れもの。
最近のテレビはインターネットに接続することができるのでYoutubeなども見られると思いますが、そうでないテレビもまだまだありますよね。
クロームキャストがあれば、各デバイスの画面をそのままミラーリング(映し出す)こともできますし、Youtubeの再生画面をテレビで見ることもできます。
英語かけ流しのポイント
それでは、英語のかけ流しをするにあたって意識したいポイントをご紹介します。
1日2時間を目安にしよう
かけ流しの目安は、1日2時間くらいが目安だといわれています。
動画でも問題ないですが、よりリスニング力を鍛えるには音声のみかけ流すのが効果的。
どうして音声が良いの?
動画だと、どうしても画面に釘付けになってしまいます。
視覚+聴覚をダブルで使うことになるので、その効力も分散されてしまうのです。
できることなら聴覚だけを集中的に使ってもらって、研ぎ澄まされた聞き取り能力を身につけましょう!
また、動画だと脳への悪影響が懸念され、より時間の管理が必要になりますが、音声のみのかけ流しであれば何時間でもOK!
音声のみのかけ流しは、なにかとメリットも多いんですよ。
「聴かせる」ではなく「流しておく」
かけ流しは、ずっと集中して聴かなければいけないものではありません。
1日2時間を目安にするのですから、ずっと聴いているのはほぼ不可能ですよね。
かけ流しの目的は、英語が日常的に聞こえてくる環境を作ること。
音量も、聞こえるか聞こえないかくらいでOK。
BGMとしてかすかに流れているだけで良いんです。
もちろん、聞こえてくる英語をすべて理解する必要もないし、ましてや日本語に訳してあげる必要もなし!
キレイな英語をかけ流していれば、子どもは英語を英語で理解できるようになっていきますよ。
まれに、聴覚過敏などを持った子どもの場合、BGM程度でも不快に感じることがあります。
聴覚過敏でなくとも、ADHDの特性を持っている子はBGMのせいで集中力が続かなかったり、ASDの特性を持っている子はランダムにBGMが流れているだけで自分のペースを崩されてしまったりします。
子どもの性格や特性を考慮しながら、子どもにストレスがかからない方法を選ぶようにしましょう。
また、聞くことを強制しないので、「今なんて言ったか聞き取れた?」などと、試すような声かけも控えましょう。
子どもは、毎日遊びに学びに大忙し。
BGMに耳を傾けてばかりはいられません。
それゆえの、「聞いていなくても大丈夫」なかけ流しですから、テストのようなことをする必要はないのです。
途中でやめず、毎日継続しよう
かけ流しは途中でやめてしまうことのないよう、コツコツ毎日継続することが大切です。
かけ流しは、短期間で飛躍的に効果が表れるものではありません。
日本で生まれた赤ちゃんも、生まれたその日から日本語を無意識に聞きながら、育っていきますね。
そして、しこたまインプットしてきた日本語をやっと話し始めるのが、1歳半~2歳くらい。
そう、母国語であっても、膨大なインプットからアウトプットまでは1年半かかるんです。
「本当に効果あるのかな?」と思っても、諦めずに毎日継続していきましょう。
同じラインナップを繰り返しかけ流そう
かけ流しは、同じ曲や音声を繰り返し聴かせることで、より効果が表れやすいといわれています。
いろんな英語やいろんな歌を聴かせたい!
と思う気持ちもとても分かりますが、同じラインナップを繰り返し聴く方が、子どもの中に定着しやすいのです。
口ずさめるようになる=アウトプット大成功!
お気に入りの曲があればそれを何度もかけ流してあげたり、1日1枚のCDをループしてかける…など、ある程度バリエーションを絞ってみると良いですよ。
また、かけ流しが音源・音声のみの場合、時々それと連動した動画を流してあげると、よりインプットしやすくなります。
ネイティブが聴いているものを選ぼう
個人的には、実際にネイティブキッズが見聞きしている英語をかけ流すことをおすすめします。
海外のテレビ局が配信しているものや、海外で制作されているアニメをかけ流すことで、よりリアルな英語環境を再現することができるからです。
しかし、それぞれのご家庭によって合う・合わないがありますし、教育方針も違いますね。
なので、くもんのCDなど日本製のものもご紹介してきました。
小学校英語対策をしたい、受験を控えているなどのご家庭では、日本式の学習CDをかけ流すのも良いでしょう。
使える英語、生きた英語を身につけてほしい場合は、ネイティブの英語環境を再現できるかけ流しを意識してみてくださいね。
ただし、ネイティブが聴いているものといっても、乳幼児に海外ドラマなどをかけ流してもほとんど意味をなしません。
最初は童謡や歌、簡単な会話表現などが収録されたものをかけ流しましょう。
英語のかけ流しが効果的な年齢は?
では、かけ流しが効果的とされる年齢を見ていきましょう。
結論から言うと、年齢が低ければ低いほど効果を最大限に発揮します。
子どもには、ネイティブレベルの英語を話せるようになるといわれている、臨界期という年齢もあります。
かけ流しが効果のある年齢で始めれば、子どもの英語力の土台を楽に作ってあげられるでしょう。
早ければ早いほど効果的!
かけ流しを始める年齢は、早ければ早い方が良いでしょう。
理由はシンプル。
かけ流しとは"無意識に聞いているだけ"なので、得意不得意や年齢に関係ないからです。
モンテッソーリ教育では2~6歳を言語の敏感期と呼んでおり、この年齢のうちにかけ流しを始めることで、飛躍的なリスニング力の向上が期待できるのだそう。
わたしたち大人は、英語のかけ流しで英語力を向上させることはできません。
特に英語に一切触れてこなかった人の場合、その人の脳はすでに「英語は生きていく上で不要な音」と処理しています。
英語が流れていても、脳がそれを聞き取ろうとすらせず、脳内で雑音として処理されるからです。
しかし、乳幼児は違います。
乳幼児の脳には、「周囲の音声を分析する」というプログラムが備わっています。
日本語であろうと英語であろうと、聞こえてくる音を脳が「生きていく上で必要かどうか」ジャッジする、大切な作業が行われるのです。
乳幼児のうちであれば、まだそのプログラム機能が残っています。
早い年齢からかけ流しを始めれば、脳に「英語は必要な音」と判断してもらえるというわけです。
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乳幼児期に始めれば英語の発話も
乳幼児期のうちにかけ流しを行うことで、1歳半~2歳で言葉が出始めるとき、英語の発話も期待することができます。
かけ流しによって、英語と日本語の両方が子どもの耳に入る環境を作ってあげることで、子どもは英語か日本語かもよく分からないまま、聞こえてきた言葉をマネして発するようになります。
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子供には英語で会話ができるようになってほしい! そう願う親御さんが、今すぐに始められる英語教育やポイントについてお伝えします。 ...
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また、3歳を過ぎて幼稚園に入園したり、同世代のお友達と遊ぶような年齢になってくると、自我が芽生えてきますね。
そうすると、興味がないものに対して「イヤ!」という自己主張をするようにもなります。
そのタイミングでかけ流しを始める場合、すでに子どもの中に日本語が確立されているため、英語のかけ流しを拒否することも考えられます。
「流しているだけだから聞いてなくても良いよ」
「パパ/ママが聴きたい音楽を流してもいい?」
などと、あなたは何も頑張る必要はないんだよ~ということをアピールして、かけ流し環境だけでも整えられると良いですね。
それでも嫌がる場合は、子どもにとってのストレスになってしまいますから、ストップしたほうが良いでしょう。
遅くても小学校入学前までに
小学校入学後に英語を始めることももちろんできますし、手遅れということはありません。
しかしかけ流しという特定の方法を使いたいのであれば、小学生(※主に「臨界期」とよばれる年齢)以降の子どもに対しては効果が薄いでしょう。
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子供を持つと、英語教育が必要なのか考えることがありませんか? 日本の社会や企業で英語力が求められることが増え、子供の英語教育が必要だという考えが徐々に定着してきています。 小学校英語のスタートも5年生から3年生に前倒しされ、子供たちはより早くから英語に触れることが求められるようになりましたね。 ...
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以前、キューバからアメリカに移住した人たちを年齢ごとにグループ分けし、彼らの発音がどれくらい成長したか検証されたことがあるそう。
(参考:第二言語習得研究からみた発音習得とその可能性についての一考察)
その結果、以下のような結果が出ています。
- 1~6歳で移住したグループは68%がネイティブ並み
- 7~12歳で移住したグループは41%がネイティブ並み
- 13~19歳で移住したグループは7%がネイティブ並み
20歳未満で移住しても、臨界期を過ぎたあたりからネイティブ並みの発音を獲得しづらくなっていることが分かります。
ネイティブレベルを目指すのであればなおさら、早くに英語に触れ始めた方が良いのです。
それを簡単に始められるのが、かけ流しなんです。
そして、株式会社児童英語研究所の代表取締役・船津洋さんによると、とある実験で、すでに小学校1年生が日本語耳で言葉を聞き取っていることが証明されています。
小学校1年生に対し、1学期と3学期の2回、「ことばのリズムの取り方」を観察した実験が行われました。
まず前提として、英語話者と日本語話者では、手拍子で取れるリズムがまったく違います。
たとえば、日本語を例にし「こんばんは」という単語を、リズムで表してみましょう。
日本語耳を持つ日本語話者は「こ・ん・ば・ん・は」という5回の手拍子になると思います。
一方、英語耳を持つ英語話者は「こん・ばん・は」と、3回の手拍子になるんです。
日本語だと「ん」も1つのリズムとして聞き取るのですが、英語の「n」は省略されることになっています。
よって、「n」があると、前の文字にくっついて発音されるのです。
さて、話を戻して…
それを、小学校1年生がどのようにリズムを取るか観察する実験が行われました。
すると、1学期の時点では、「こ・ん・ば・ん・は」の子もいれば、「こん・ばん・は」の子も少なからずいたのだそう。
しかし、3学期になるとほとんどの子どもが「こ・ん・ば・ん・は」と聞き取るようになっていました。
小学校1年生では、ひらがなを勉強しますよね。
ひらがなを習得すると、そのひらがな1つ1つを丁寧に聞き取ろうとするのは、自然なことです。
このように、小学校でひらがなを獲得するタイミングが、英語リスニング力に一種の線引きをする傾向もあるのです。
小学校入学前からかけ流しを行っていれば、英語耳で言葉を聞き取ることはもちろん、小学校に入ってひらがなを習得して、新たに日本語耳も身につけることができるでしょう。
英語かけ流しでよくあるお悩み
それでも、実際にかけ流しを始めてみると、「こういう場合どうすればいいの?」という疑問が出てくると思います。
そこで、よくある質問をまとめてみましょう。
子どもが聞いてくれない
かけ流しは、必ず耳を傾けていなければいけないものではありません。
子どもが聞いていなくても問題ありませんし、遊びながらでも、食事しながらでも大丈夫。
BGMとしてさりげなく、英語音声が流れていればOKなんです。
聴くことを強制すると、子どもが英語嫌いになってしまうというケースも考えられます。
何かほかのことをしながらでも、無意識に英語が耳に入るだけで、乳幼児の英語耳は鍛えられます。
乳幼児は、聞こえてくる音すべてを脳内で分析するようにプログラムされているので、聞こうとしなくても、聞こえてしまうんです。
わたしたち大人は、英語を聞こうとしても聞き取れないですよね。
でも、乳幼児は聞き取ろうとしなくても聞き取れてしまう。
大人からすればうらやましい能力が備わっているので、「全然聞いてくれない…」と思っても、大丈夫ですよ。
もし、かけ流している歌を歌ってほしいな、ダンスを踊ってみてくれないかな、と思ったら、親御さんも一緒にやってみましょう!
子どもに聴かせるよりも、親御さんが聴きたいから一緒に聴こうよ!というスタンスであれば、子どもも興味を持ってくれるかもしれません。
かけ流しをする時間がない
かけ流しは、1日2時間を目安にしたいとお話しました。
1日2時間というと、自宅保育なのか保育園や幼稚園に行っているのかによっても、難易度が変わってきますね。
自宅保育なら、1日2時間BGMをかけ流すのは比較的簡単だと思います。
朝早く保育園に送って、夕方帰ってくるなど、スケジュールがタイトな場合は、こういう時間も活用してみてください。
- 送迎の車の中
- お風呂の時間
- 食事の時間
- 寝る前の30分(部屋の片づけや歯みがきタイムなど)
1日2時間というのもあくまで目安なので、その通りに進めなくても大丈夫。
たとえば平日は1日30分にして、その分週末に2時間を目指してみる…など、長いスパンで考えてみてもOK!
かけ流しのタイムスケジュール
- 1日単位ではなく、1週間や1ヶ月スパンで考えよう
- 1日できなければ、そのあと2~3日かけて多めにしてみるなど、帳尻を合わせるだけでも違う
- 1日2時間達成できないからといって、スパッとやめてしまうのはもったいない
先にご紹介したように、子どもが必ずしも聞いていなければいけないわけではないので、家にいる時間ずっとBGMが流れている状態でも良いかもしれません。
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かけ流しを習慣化するのが難しい
かけ流しを習慣化するには、親御さんが楽な方法にするのが一番。
かけ流しは、習慣化さえできてしまえば継続しやすい取り組み。
逆をいえば、親御さんが習慣化できないと挫折しやすいものでもあります。
朝起きたらBGMオン、車に乗ったらCDオン、お風呂に入るときにスピーカーオン!
など、生活の動線に組み込んでしまいましょう。
先にご紹介したかけ流しのオーディオアイテムを活用して、「ボタンを押すだけ」「アプリを起動するだけ」「ワンタッチでON」という、できるだけ作業を簡略化してみてくださいね。
かけ流しで、日本語に影響があるのか心配
かけ流しをすることで、日本語の発達が遅れるのではないか?というお悩み。
これに関しては、かけ流し程度の取り組みで影響があるとは考えにくいです。
家庭でBGMのように英語が流れているだけで、子どもは日本語に触れ、日本語を学ぶ環境があるのなら、心配することはないでしょう。
ただし、あまりにも日本語を排除するやり方は、望ましくありません。
たとえば、以下の条件すべてに当てはまるご家庭は、注意しましょう。
- かけ流しやテレビ番組すべてが英語
- 家庭内の会話も英語
- 通っているのもインターやプリスクールなどの英語環境
- 年齢相応の日本語学習を行わない
わが家では、上記4つの中の上2つが当てはまっています。
基本的に日本語の番組は見せておらず、母子3人の会話はすべて英語。
でも、子どもたちは一般的な日本語幼稚園と、公立小学校に通っているので、年齢相応の学習はできています。
かけ流しの効果が感じられない
先にお話していますが、かけ流しに即効性はありません。
もしかけ流しを始めて数ヶ月や1~2年で「効果がない」と言っているのなら、それはまだまだ時間が足りていないのでしょう。
もしかけ流しを始めて4~5年経過していて「効果がない」と感じるならば、求めている「効果」について整理してみましょう。
▼タップすると、考えられる要因が表示されます
英語習得の基本中の基本は、インプット。
それも、週に1回英語を聞く程度ではまったく効果がありません。
1日何時間も、こちらが思っているよりもはるかに膨大な量のインプットをこなして、はじめてポツポツと発語が出てきます。
子どもたちはみんな、空っぽのコップを持っていて、言葉を聞いた(インプットした)分だけコップに水が溜まっていきます。
そして、そのコップがやっと満タンになったとき、水が溢れ返りますね。
その溢れ出した水が、子どもの口から出てくる発語です。
しかし、そのコップの大きさは人それぞれ。
誰がどの大きさのコップを持っているかは、親御さんにも分かりませんし、満タンになるのに何ヶ月・何年かかるのかも未知なんです。
かけ流しはインプットリソースとしては最強。
でも、そこから先へ進むには、やっぱり他の取り組みもマストなんですよね。
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かけ流しをしているのにペラペラにならない
結論から言うと、かけ流しでペラペラになれることはありません。
それは、いくら乳幼児であっても難しいでしょう。
かけ流しは、インプット方法です。
でも、英語がペラペラになるためは、コミュニケーション力も必要ですよね。
インプット方法だけを延々に続けていても、コミュニケーション力はつきません。
泳ぎ方の講座だけ受けていても、実際に泳げるようにはなりませんよね。
料理動画を見ているだけでは、料理上手にはなりませんよね。
それと同じで、かけ流しだけしていても、英語がペラペラにはならないんです。
そこで、かけ流しと一緒に行うと効果が倍増する教材や取り組みを、ご紹介していきましょう。
- 絵本の読み聞かせ
- 七田式・7+BILINGUAL
- ベビーパーク英語育児講座
絵本の読み聞かせ
かけ流しとセットで行うべき!といわれているのが、絵本の読み聞かせ。
かけ流しだけでペラペラになることはとても難しい、とお話しました。
かけ流しはあくまでインプットに特化した取り組みであり、英語が話せるようになるには、コミュニケーションをとる必要があるからです。
そこで、かけ流しと一緒に絵本の読み聞かせをすることで、アウトプットを促すことができます。
そんな親御さんでも大丈夫!
こちらの記事でご紹介している英語絵本は、簡単な単語やフレーズで構成されているので、英語が苦手な親御さんも一緒に楽しめますよ。
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かけ流しを続けていくうちに、子どもは曲や音声をマネして同じ言葉を発語するようになるでしょう。
それを、一緒に絵本を読むことで促進させていくのです。
七田式・7+BILINGUAL
最速で英語が話せるようになる!と有名の七田式・7+BILINGUAL(セブンプラス・バイリンガル)。
CDがメインの教材なので、このCDをかけ流しに活用しているご家庭も多いです。
それだけでなく、ぬり絵テキストや英会話レッスン、1年間の電話相談サービスなども料金に含まれています。
\ 公式サイトを見てみる! /
ベビーパーク英語育児講座
かけ流しで得た効果や英語力を、半永久的に維持していくための英語育児講座です。
英語の語りかけやアニメ・ドラマの視聴で、日常生活に英語を取り入れていくノウハウを学ぶことができます。
ベビーパークでは母国語習得を第一に考えているので、英語育児を始める年齢は2歳半。
それまでに、かけ流しで英語耳を育てておき、2歳半~3歳くらいでベビーパークの英語育児講座を始める人も多いようです。
\ 公式サイトを見てみる! /
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まとめ:かけ流しはポイントをおさえて効果を最大限に
かけ流しは、誰でも・今すぐに・無料で始めることのできる、手軽な英語教育の1つ。
乳幼児から始めることで、将来的な英語力の向上につながる英語耳が鍛えられる、とても大切な取り組みです。
しかし、それだけで英語力が約束されるわけではない…ということが分かりましたね。
かけ流しと相性のよい教材やコンテンツもありますので、フル活用しながら、乳幼児の英語耳を育ててあげましょう!
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