家庭で気軽に英語に触れられるおうち英語には、複数のメリットがあります。
おうち英語は乳幼児のうちから英語に慣れ親しみ、土台を作るのに絶大な効果を発揮します。
日本人が英語をマスターするのに必要な時間は、2,000~3,000時間。
仮に週に1日1時間の英会話教室に通っても、2,000時間に到達するには40年以上かかることになりますね。
しかしおうち英語なら、乳幼児期のわずか数年で2,000時間の壁をクリアすることができるんです。
この記事では、子どもが苦労せず英語を習得できるおうち英語のメリットや方法について、徹底解説していきます。
この記事でわかること
- おうち英語にはどんなメリットがある?
- デメリットやその対策は?
- 英会話教室とどう違う?
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おうち英語のメリット
おうち英語のメリットについてお伝えします。
これからの時代、英語を使いこなすのは当然のスキルになっていくかもしれません。
子どもが大きくなって、英語学習に時間と労力を使わなくても済むよう、幼児期のうちに英語を始めておきませんか?
おうち英語のメリットは以下の通りです。
- 英語を日常化できる
- 苦労せずに英語を習得できる
- 子どもに合ったやり方を選べる
- 親の英語力がなくてもできる
- コストを最低限に抑えられる
- 時と場所を選ばず送迎もない
- ゆるく長く続けられる
- 将来の英語学習の時間とお金を節約できる
- 英語「で」学ぶことができる
それぞれのメリットの特徴を、掘り下げてみましょう!
英語を「日常化」できる
おうち英語のメリットは、英語を日常化できることです。
海外生活や留学を経験すると英語力が伸びやすいのは、英語がある日常を過ごしているからです。
低年齢の子どもの場合、大人よりも早く順応することができ、バイリンガルになるスピードも早いとされています。
日本にいるなら、日本語だけができれば十分でしょうか?
これからは、日本にいても英語が必要になる時代です。
子どもが苦労しないよう、幼児期のうちからバイリンガルのレールを敷いてあげましょう!
おうち英語で英語を日常化できるのは、以下のような方法です。
低年齢が対象ならば、お勉強感はゼロで行きましょう。
英語のワークをさせたり、アルファベットを覚えさせたりする必要はまったくありません。
言葉通り「日常化」すれば良いのです。
英語の日常化に使える方法は、こちらの記事でもご紹介しています。
詳しいやり方が気になる方は、それぞれの記事に飛んでみてくださいね。
かけ流しをしてみたい!
語りかけにトライしてみたい!
日常化にオススメのYoutubeは?
英語アプリで楽しく日常化!
「苦労せずに」英語を習得できる
おうち英語のメリットは、苦労せずに英語を習得できることです。
英語が嫌いな人や苦手意識を持っている人は「文法やスピーキングの勉強が嫌だったから」という理由ではないでしょうか?
おうち英語なら、幼児期のうちに遊びながら、日常生活の中で、英語を習得することができます。
2020年から必修科目となった英語の授業に対して「何を言っているかさっぱり分からない!」という"拒否反応"を起こすことを避けられるんですね。
幼児期からおうち英語を取り入れることで、後々の子どもの英語力にはかなりの差がつくでしょう。
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子どもに合ったやり方を選べる
おうち英語のメリットは、子どもに合ったやり方を選べることです。
いうなれば、英語教育のオーダーメイド。
子どもの性格や興味・関心に合わせて、いろんなやり方を試すことができるんですね。
子どもを英語教室に通わせている人は「せっかく習っているのに英語力がつかない」「レッスンが退屈で身が入っていない」と悩むこともあるでしょう。
英語教室は、プロに教わることができるメリットもありますが、必ずしもそれが最適とは限りません。
英語教室は生徒全員を惹きつけなければなりませんので、レッスンやテーマが合わない子もいるでしょう。
生徒全員がちゃんと英語を理解できているか、1人1人確認することもできません。
そのため、週に1回英語を習うよりも毎日おうち英語をするほうが効果的なケースもあるんですよ。
英語教室に通っているお子さんは、教室を楽しんでいますか?
英語力は順調についていますか?
そして、お子さんが英会話教室を辞めたあとも、変わらず英語環境を用意することができますか?
その子に合った方法で、頑張らず自然に英語と仲良くなることができるでしょう。
親の英語力がなくてもできる
おうち英語のメリットは、親の英語力がなくてもできることです。
「英語が得意な親でなければできない」と思われがちなおうち英語ですが、実は親の英語力は関係ありません。
必要なのは、子どもと並走する根気。
英語ができる・できないは関係ないどころか、英語力があってもおうち英語に失敗するケースもあるのです。
親に英語力があれば、分からないときにその場で教えてあげることはできますが、それがおうち英語の成功に直結するということではありません。
おうち英語をする上で役に立つ程度であり、本当に必要なのは「おうち英語で子どもと一緒に英語を使っていくぞ!」という思いの強さなんです。
コストを最小限に抑えられる
おうち英語のメリットは、コストを最小限に抑えられることです。
英語教育は、無条件にお金のかかるものだと思われがちです。
英会話教室に通うには月に数万円は飛びますし、留学ともなれば数百万円はかかりますよね。
ましてや幼児期の英語なんて、子どもがその気にならない限り難しく、あの手この手で出費はかさむばかり…。
そんな常識、捨て去ってしまいましょう!
なぜなら、おうち英語はノーコストで始めることができるからです。
月に数万円払って英語を習わせるよりも、毎日無料の英語Youtubeを見る方が何倍も効果があるとしたら…
どちらを選ぶかは一目瞭然ですよね。
ノーコストで始めたおうち英語も、子どもの英語力が伸びれば伸びるほど、その可能性は広がっていきます。
きっとそのうち、子どもの英語力が親御さんを超えて、家庭ではどうにもできなくなるときが来るでしょう。
そこで初めてプロに頼ったり、留学やホームステイを経験したりと、次のステップに進んでいけばOK!
ノーコストで続けてきたおうち英語でも、オンライン英会話で世界中の先生と会話を楽しめるくらいには、英語力がつきました。
おうちで毎日英語に触れることがどれだけ効果的か、お分かりいただけるのではないでしょうか。
もしはじめから教材の力を借りたいと思っていたら、こどもちゃれんじEnglishなど低価格のものからスタートしてみてはいかがでしょうか。
こどもちゃれんじEnglishは、乳幼児から気軽に始める英語教育に最適で、オールイングリッシュではないのでハードルが低めです。
徐々におうち英語を本格化していくため、まず手始めにこどもちゃれんじEnglishで英語に慣れ親しむというご家庭も多くありますよ。
時と場所を選ばず送迎もない
おうち英語のメリットは、時と場所を選ばず送迎もないことです。
おうち英語は習いごとではないので、家にいても公園にいても、出先の時間つぶしでもさまざまな形で英語に触れられます。
時間と労力を最大限に使うことができるのに、ノーコストで始められるなんて嬉しいですよね。
習いごとは、送迎だけでなく子どもの行き渋りなどの懸念点がありますが、おうち英語は子どもの気分に合わせることもできます。
ゆるく長く続けられる
おうち英語のメリットは、ゆるく長く続けられることです。
それぞれのご家庭のペースで進められるので、隙間時間を活用すれば続けやすいですね。
ハードルが高いとされる語りかけでさえ、ご家庭のライフスタイルに合わせて臨機応変にトライできます。
オンライン英会話をするにも、予約なしで好きなときにレッスンを受けられるサービスが増えているので、忙しいご家庭にも嬉しいですよね。
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その日その日でできることをコツコツ続けていくだけで、英語力は着実についていきます。
水泳やピアノはプロに教わる必要がありますが、英語は毎日使うだけで慣れ親しむことができるもの。
相手がプロでなく素人の親御さんでも大丈夫ですよ。
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将来の英語学習の時間とお金を節約できる
おうち英語のメリットは、将来の英語学習の時間とお金を節約できることです。
おうち英語で幼少期から英語に慣れ親しめば、将来英語が必要になったとき、時間とお金を大幅に節約できるでしょう。
将来英語を勉強するはずの時間と労力を、ほかの学びや興味・関心ごとに費やすことができるからです。
かくいうわたしも、幼少期に英語に興味を持ち後天的に習得したタイプなのですが、時々こんなことを思うんです。
幼少期に英語を習得していたら、わざわざ英文科に進む必要もなかったんだろうな。そうしたら、わたしはどんな道に進んでいたのだろう?わたしは英語が好きなので、英文科に進んだことをまったく後悔していません。
カナダ留学で人生が変わるほどの経験値も積むことができ、それが今のおうち英語にもつながっています。
しかし、わたし自身もおうち英語で育っていたら、あっという間に英語が話せるようになっていたかもしれない。
そうしたら、大学でわざわざ英文科に進むこともなければ「語学留学」として渡航することもなかったのではないか…と思うのです。
英語が問題なく使えていれば、大学では他にやりたいことを見つけられていたかもしれない。
海外に渡るとしても語学目的ではなく、自分のやりたいことのための留学になっていたかもしれない。
こんなたられば論を言っていても仕方ないですが、子どもたちには自分と違う形で英語を習得してほしいと思い、おうち英語という選択をしました。
そしてそのおうち英語によって、子どもたちは幼児期に英語を習得してくれました。
その英語力を維持・向上しながら、将来英語をゼロから始めなくてもよい人生にしてあげたいのです。
たとえば音楽の道を極めたくてアメリカに渡ることがあったとしても、英語が分からなければまずそこからのスタートです。
英語を理解できて、やっと現地で音楽に触れ、扉を開けることができます。
しかし、英語を習得するだけでどれほどの時間を使うでしょうか。
その段階で挫折してしまう人もいるでしょう。
子どもたちには、海外に行ったらすぐにやりたいことを始められるくらいには、当たり前に英語を話せるようになってほしいと思っています。
英語「で」学ぶことができる
おうち英語のメリットは、英語「で」学ぶことができることです。
おうち英語をしていると、何か別のことを学ぶときに英語を使うのが習慣になるかもしれません。
わたしたち日本人は、英語「を」学ぶことに時間を費やし過ぎています。
英語「を」学ぶことに注力しすぎて、実用的なコミュニケーションスキルは身につかないまま、頭でっかちな知識を持て余している人もいるでしょう。
幼児期のうちに英語を聞き、使い、慣れ親しむことで、英語「を」学ぶのではなく英語「で」学ぶ機会を手に入れられます。
算数や地理を英語「で」学べば、英語を使って生きていけるようになるのも夢ではありません。
これは、多文化国家・カナダで実際に行われているイマージョン教育という方法に基づいています。
イマージョン教育とは?
immersionは「浸すこと」。つまり、第2言語に浸す教育。
英語とフランス語が公用語となっているカナダでは、幼稚園から基礎科目(国語や算数)をすべてフランス語で習います。
この教育制度によって、カナダ人は幼少期から英語とフランス語が堪能になっていくのです。
カナダではこの教育制度を国が推奨しているため、カナダに生まれただけで英語とフランス語のバイリンガルになれるというわけなんですね。
しかしカナダ以外にも、フィリピンの一部の小学校では英語の授業が、シンガポールでは幼児期から中国語教育が始まります。
イマージョン教育によって、子どもは苦労することなく自然に、バイリンガルに育っていくのです!
当ブログ『わが家はインター。』でも、英語「で」学ぶ自宅保育を心がけています。
それは、おうち英語をしているご家庭であれば誰でも始めることができます。
英語のカードゲームで遊んでみませんか?
英語Youtubeを参考にしながら、親子でお絵描きをしてみませんか?
英語「で」遊んだり、英語「で」やってみることは、すべてイマージョン教育につながるメリットがあります。
おうち英語のデメリット
おうち英語のメリットをご紹介してきました。
しかし、裏返せばデメリットになることもあります。
できるだけ長く効果的におうち英語を続けていくために、以下のデメリットについても知っておきましょう。
- 親の根気や時間が必要である
- 正解がないので迷子になる可能性がある
- 効果がないと諦めてしまう
デメリットの内容と、デメリットをなくすための解決法について解説していきますね。
親の根気や時間が必要である
おうち英語のデメリットは、親の根気や時間が必要なことです。
おうち英語は家庭で英語に触れるので、親御さんが一緒に取り組んだり、時間を捻出したりする必要があります。
共働きのご家庭や、小さなきょうだいがいるご家庭には大変に感じられるかもしれません。
時間がない!という親御さんは…
こんなふうに、時間がない中でも日常生活のどこかをまるっと英語にするだけで、おうち英語の時間を増やすことができるでしょう。
わざわざ英語で何かをする時間を作らなくてもOK。
今生きている日常の一部を英語にするだけで、時間を確保しなくてもおうち英語はできるんです。
「親の根気や時間がない」と心配な親御さんは、まず隙間時間でできることから始めてみてはいかがでしょうか?
隙間時間にコツコツ続けて、子どもの英語力がついてきたら俄然やる気が出るかも!
正解がないので迷子になる可能性がある
おうち英語のデメリットは、正解がないので迷子になる可能性があることです。
おうち英語は、親御さん主導で行うと「これで合っているのかな?」「間違えたまま進めていたらどうしよう」と心配になることもあるでしょう。
そうならないため、また軌道修正できるようにするため、情報収集は欠かさないようにしましょう!
おうち英語の情報収集方法
- 実際におうち英語をしている家庭の経験談を参考にする
- SNSでおうち英語仲間とつながる
- 「おうち英語 〇歳」などと検索しブログ記事などを参考にする
また、どうしても親御さんだけでは不安だという場合には、教材を買ってみるのもおすすめです。
教材はプロが監修していたり、幼児教育の専門企業が作っていたりするので、子どもの英語力が適切に伸びるような構成になっています。
おすすめ教材をご紹介!
ディズニー英語システム
ディズニー英語システムは、0~12歳まで活用できる幼児英語教材です。
購入すると、アドバイザーさんが手取り足取り教材の使い方を教えてくれるほか、無料電話相談も活用できます。
12歳までに英語を習得したい場合、英語教室やインターに通ったりオンライン英会話を続けたりすることに、膨大な出費がかさむでしょう。
ディズニー英語システムは、12年間で身につける英語を1つの教材でまかなうことができるので、使いこなせば使いこなすほどお得なサービスです。
アドバイザーさんに何でも質問することができますし、ユーザーも多いので仲間と情報交換をするのも良いでしょう。
購入を迷っている場合、サンプルを取り寄せることをおすすめします。
教材の質に絶対的な自信を誇るディズニー英語なので、無料とは思えないボリュームのサンプルが届きますよ。
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ミライコイングリッシュ
ミライコイングリッシュは「1日30分見るだけ」という手軽さが人気のDVD教材です。
DVD15本、CD3本という豊富なコンテンツの中には、歌やアニメ、フォニックスなど、幼児英語に必要な要素が詰まっています。
毎日見るだけならトライしやすいですし、親子で楽しみながら英語を身につけられるでしょう。
DVDとCDがメインなので、ぜひサンプル映像を見てみて、子どもの興味を引いてみましょう。
ペネロペDVD
うっかりペネロペは、Eテレで放送していたイギリスの幼児アニメです。
教材としてセットで売っているのではなくDVD単体なので、お手頃価格で手に入ります。
DVDだけといっても、中身の充実度はお値段以上!
1話5分の短編ストーリーが13話も収録されており、各エピソードの後には英語クイズがついています。
教材を買う勇気がない人でも、ペネロペDVDから試してみると始めやすいでしょう。
上記のように、おうち英語で迷子になりそうなときの助っ人になる教材が豊富にあります。
ご自身に英語経験があったり、コンテンツ探しを自分でしたいという方も、素人知識だけでは心配だという方も、おうち英語のやり方は無限大。
今ご紹介した教材については、こちらの記事でより詳しくお話しています。
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効果がないと諦めてしまう可能性がある
おうち英語のデメリットは、効果がないと諦めてしまう可能性があることです。
おうち英語は毎日10分でも30分でも、継続することが大切。
そして、それを何年というスパンで見ていく覚悟も必要なんです。
英語のテレビを見せておけばすぐペラペラになるのでは?
幼児期に2~3年英語をやっておくだけで安心!
このような考えのもとでおうち英語を始めてしまうと、途中で「全然効果がない」「意味がない」と、リタイアしてしまうこともあるでしょう。
おうち英語はがむしゃらに継続することが大切だという心得を念頭に置いて、以下のようなことも意識してみてくださいね。
おうち英語を諦めないために
- すぐに効果を感じなくてもインプットを続けよう
- 1つのやり方にこだわらず色々試そう
- 2~3年は話せるようにならない覚悟を持っておこう
子どもだからといって、おうち英語を始めてすぐに喋れるようになるわけではありません。
赤ちゃんだって、生まれてから1~2年の間はほとんどコミュニケーションは取れませんよね。
親御さんや保育士さんの話す言葉をたくさんインプットして、やっと1歳半~2歳ぐらいから言葉らしい言葉が出てくるようになります。
おうち英語も同じで、スタートから2~3年くらいは話し出さないこともよくあります。
しかし、正しい英語をインプットし続けていれば、その知識は着実に溜まっていくでしょう。
それを忘れずに、毎日コツコツ続けてみてください。
子どものアウトプットを促すには親子で一緒に英語を使っていくことや、アウトプットの機会を作ることが重要です。
こちらの記事で詳しくお話していますので、興味があればぜひ読んでみてくださいね。
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どうしておうち英語にはメリットが多いのか
ここからは、当ブログが数ある英語学習方法の中で「おうち英語」をおすすめする理由をご紹介します。
現代の英語教育には、インターやスクールに通ったり、英会話を習ったり、オンライン英会話レッスンを受けたり、さまざまな方法があります。
現在ではオンライン英会話や英語アプリ、海外の授業を受講するなど、ほかの取り組みも並行しているわが家。
なぜ「おうち英語」をスタートしたのかというと、以下の理由があります。
- 低年齢で英語を始めるとあとが楽だから
- 小学生以降はハードルが上がるから
- 幼児期は時間があるから
- 「2,000時間」の壁を達成できるから
「子供に英語を身につけさせたいならおうち英語!」と声を大にして言うように、おうち英語には上記のメリットがありました。
具体的にわが家でどのようなメリットを感じたか、どのような取り組みを実践してきたか、ご紹介していきたいと思います。
低年齢で英語を始めるとあとが楽だから
おうち英語にメリットが多い理由は、低年齢で英語を始めるとあとが楽だからです。
おうち英語は早ければ0歳の赤ちゃん期から、もっと前だと胎児の頃から始めることができます。
保育園や幼稚園に通う前に自宅で英語に慣れ親しめるので、子どもは違和感なく「英語」という異国語を受け入れることができます。
小学生になって初めて英語に触れるとなると、それまで何不自由なく使ってきた「日本語」に逃げることができてしまいますね。
結果、なかなか英語に心を開きにくくなってしまうのです。
幼少期に英語を始めれば親子ともに楽ができて、子どもに苦労をかけないという理由で、わが家はおうち英語を始めました。
現在子どもたちは2人とも小学生になり、英語の授業が始まっています。
幼児期のうちに英語力をつけておいたことで、今後学校で習う英語に対する心配が減ったことに、メリットを感じています。
小学生以降はハードルが上がるから
おうち英語にメリットが多い理由は、小学生以降の英語学習のハードルが上がるからです。
小学生になってから英語を始めても、遅すぎることはありません。
脳が柔軟な年齢なので効率的に学習できますが、一番の課題は本人がやる気になるかどうかです。
幼児期のおうち英語は「パパやママと一緒にやろう!」が通用しますが、小学生になると自分で意思決定をするようになります。
小学生の英語学習意欲を掻き立てるのは至難の業!
そんな親御さんには、おうち英語をおすすめします。
おうちでのんびり英語を始められるので、小学校英語が始まるまでに膨大な量の英語に触れられますよ。
幼児期は時間があるから
おうち英語にメリットが多い理由は、幼児期はおうち英語に割く時間があるからです。
小学生になると、英語以外にも学ぶ科目があり、宿題や習いごとで忙しくなります。
親御さんと過ごすだけでなく、友達と約束したり、休日は遊びに行って家にいなかったりもするでしょう。
中学生になれば部活や受験でさらに忙しくなり、高校生になればアルバイトが始まり、英語どころではなくなっていきます。
幼児期のうちに英語を始めるというのは、時間的制限がないという意味でも理にかなっているのです。
わが家も未就園児の時期が一番時間があって、おうち英語をする余裕があったと感じます。
未就園児の時期って、おうちでのんびり(親御さんにとっては全然のんびりじゃないけど…)過ごせる貴重な時期。
その時期に英語を始めておくことで、確実に力になるでしょう。
よく、インプットとアウトプットが1杯のコップに例えられているのを聞いたことがありませんか?
子どもの頭の中に空っぽのコップがあって、そのコップがインプット知識でいっぱいになると、その知識がアウトプットとしてあふれ出ます。
でもこのコップ、まるで底なし沼のように全然溜まらないことがあります。
それでも時間的制限のない幼児期なら、コップをいっぱいにするために時間と労力を費やすことができるんです。
お子さんが小学校に入る頃には、コップをいっぱいにしておいてあげませんか?
それが、のちの英語力アップに大きく貢献することになりますよ。
「2,000時間」の壁を達成できるから
おうち英語における「2,000時間」という数字、何を意味すると思いますか?
実は、日本人が英語を習得するためにかかる最低時間です。
最低でも2,000時間英語に触れなければ、話せるようにはならないのです。
しかし、日本の小・中・高で行う英語の授業時間をトータルしても、1,000時間程度にしかならないといわれています。
英語を使えるようになるには、残りの1,000時間を家庭で補っていく必要があります。
そんなときにも、おうち英語は最適な選択なんですね。
1,000時間の英語時間を補うのに必要な日数は…
1日1時間なら、2年8ヶ月で達成!
1日30分なら、5年半で達成!
1日1時間を5年半続ければ、2000時間に到達!
1日たった30分のおうち英語タイムを設けるだけで、小学校に入学する前には1,000時間に到達することになります。
1日1時間を毎日頑張れば、なんと未就学児のうちに2,000時間の最低ラインはクリアできるという計算に!
もちろん、2,000時間費やせばネイティブレベルになるという保証はありません。
それでも、幼児期から毎日1時間英語に触れて5年半経過する頃には、その子にとって英語はすでに慣れ親しんだ言語になっているはず。
「その2,000時間を補うために何から始めたらいい?」という方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
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今はまだ、英語が話せるというだけで一目置かれる日本。
しかしこの先は、英語が話せて当然という時代になっていくでしょう。
むしろ日本を出れば、すでに世界はそのレベルまで到達しています。
世界の英語教育事情
- 中国:2001年から小学校英語スタート
- 韓国:1997年から小学校英語スタート
- タイ:1996年から小学校英語スタート
- シンガポール:小学校の授業は英語と中国語で行われる
- フィリピン:家族との会話以外はすべて英語
- オランダ:4歳から英語教育が始まる
- フランス:2007年から小学校英語スタート
- 日本:2020年に小学校英語スタート
なんと、近隣諸国の中でも日本の英語教育は圧倒的に遅れをとっているのですね。
いまだに「まずは小学生でABCに慣れ親しむ」というゆったりペースなので、公教育で英語力がつくことは期待しないほうが良いかもしれません。
おうち英語を通して子どもが英語に慣れ親しみ、ゆくゆくは英語を話せるようになることで、以下のようなメリットがあるでしょう。
- AI翻訳よりも人の言葉が重宝される
- 生きる世界を自由に選べる
AI翻訳よりも人の言葉が重宝される
英語を話せるメリットは、AI翻訳よりも人の言葉が重宝されることです。
昨今ではChatGPTやさまざまなAI翻訳が普及しており、その精度は高くなっています。
人工知能による学習機能が発達し、人間に近い思考や発想をもって翻訳できるようになりました。
しかし、まだまだこんな課題点も多いんです。
AI翻訳の課題点とは?
- 複数の意味を持つ単語は間違った解釈をしてしまうことがある
- 小説など作者の主観が入った文章の文脈やニュアンスまでは捉えきれない
- 最終的には人間による目視チェックが必要である
- 翻訳ソフトはセキュリティ面が脆弱である
確かに翻訳ソフトやアプリは便利で、旅行先での簡単なコミュニケーション程度であれば対応できるでしょう。
しかし、完全に人と人とのコミュニケーションを再現できる万能なものではありません。
生きる世界を自由に選べる
英語を話せるメリットは、生きる世界を自由に選べることです。
わが家の子どものうち1人は、ごく軽度の発達障害があります。
幼児期は「模倣」が苦手で、療育でよく特訓したものです。
要は「お手本通りに描いてみよう」がなかなかできなかったんですね。
わたしは、療育の先生に「この子は自分の好きなものを描くのが好きなだけだと思うのですが、"模倣"ってそんなに大事なんでしょうか?」と聞いてみたんです。
すると先生はこう言いました。
療育の先生
お子さんの意思を尊重したいという気持ちは分かります。
でも、今後日本の教育を受けさせるつもりならば、"模倣"ができないとダメです。
日本の教育下では集団行動が重んじられるので、みんなと同じことができなければ、本人が生きづらくなります。
先生は、わたしの気持ちも汲んでくれて、また子どもが日本で生きやすいようにレールを敷いてくれていました。
わたしはそのとき、強く心に決めました。
日本の小学校で、それなりにうまくやれるくらいの社会性は身につけてあげよう。
そして必ずこの子には英語力をつけさせ、いつでも日本を出られるようにしてあげるんだ。
日本の教育や生活環境が、もしかするとこの子には合わないのかもしれない。
集団生活を重んじる教育よりも、個々が尊重される環境のほうがのびのび生きられるかもしれない。
もし本当にそうなったとき、英語力があれば、いつでも日本を飛び出すことができます。
自分の人生、生きる世界や環境を自分で選んでいくのは自然なこと。
でも英語力がないというだけで、生きていく世界を狭めてしまっていませんか?
英語力があれば、いつでも日本を飛び出すことができます。
日本の財政危機が深刻化する中、近い将来、日本人が海外に出稼ぎに出る時代がやって来るとまで言われていますね。
そうなったときに初めて「じゃあ英語の勉強から始めよう」では遅すぎるんです。
幼児期のうちに英語を始めて、当たり前にしておきましょう。
まとめ:おうち英語で子どもの将来は変わる
おうち英語は、いざ始めてみよう!という踏み込みが一番の難関。
でも思い切って始めて毎日コツコツ継続すれば、そのメリットを感じることができるでしょう。
時々ネイティブと話すより、毎日親御さんと英語に触れるほうが、ずっとずっと効果的なんです。
できることから、少しずつ始めてみませんか?
年齢が低ければ低いほど、子どもはどんな取り組みにも順応してくれますよ。
おうち英語のメリットを最大限に活用して、子どもに英語力という最高のプレゼントを贈りましょう!
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