小学校3年生から英語の授業が始まり、どんどん英語が身近で必要な存在になってきています。
自宅で気軽にできる英語教育として、子供に英語で声かけをするという方法があります。
わが家のおうち英語でもいろいろな方法を試す中で、英語の声かけに大きな効果を感じました。
と心配する親御さんも、ご安心ください!
今日ご紹介する声かけフレーズは、英語が苦手な親御さんでも言いやすく、シンプルで簡単なものを厳選しています。
むしろ相手は子どもなので、簡単な英語のやりとりから始めるのが一番!
まずは1日1フレーズから始めてみましょう。
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子供への英語の声かけ基本フレーズ
それではさっそく、子供への英語の声かけに使えるフレーズをジャンルごとにご紹介していきますね。
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【あいさつ】1日に何度も使える!
まずは、定番のあいさつから。
あいさつは基本ですから、毎日必ず口にしますよね。
家族の間であいさつだけは英語にするというルールにしてみるのも、おもしろいかもしれません。
おはよう!のいろんな言い方
- Good morning!
- Morning!
- Rise and shine!
- Time to wake up!
出かけるときのあいさつ
- Have a good day!(楽しんでね)
- Have a nice day!(楽しんでね)
- Take care!(気を付けてね)
- See you later.(あとでね)
おかえり!のいろんな言い方
- You're home!
- Welcome home!
- Welcome back!
- You're back!
おやすみ!のいろんな言い方
- Good night.
- Sweet dreams.
- Have a good dream.
その他の使えるあいさつ
- Let's eat!(いただきます)
- I'm done!(ごちそうさま)
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【あいづち】さらっと言えるようになろう
相づちはシンプルで、一言で済ませられるものが多いですよね。
フレーズごと覚えてさらっと言えるようになると、家族にとって英語へのハードルが下がります。
この先、子どもがオンライン英会話や習いごとを始めるときにも、英語の相づちが身についているだけで会話がスムーズに進むでしょう。
今すぐ使える相づち
- Ok.(そうなんだ)
- Really?(えっ本当に?)
- Uh-huh.(うんうん)
- Oh.(おぉ!えぇ!)
【しつけ】手短で簡単な言葉ばかり
しつけ系の表現も英語で言うことができれば、もうそれは立派な英語育児。
しつけ系の言葉を英語にすれば、自然と英語の指示が通る子になっていきます。
英語での指示は、インターやスクールなどでも行われていることなので、まさにその環境を自宅で再現するようなもの。
短いフレーズで言い表せるものが多いので、ぜひトライしてみてくださいね。
今すぐ使えるしつけ表現
- Sit up straight.(まっすぐ座りなさい)
- Stop fighting.(ケンカをやめなさい)
- Stop snatching.(取り合いをやめなさい)
- Let's not do that.(それはやめよう)
- Hold your bowl with your left/right hand.(左手/右手でお椀を押さえなさい)
- Don't stay naked.(服を着なさい)
しつけや注意で使う表現にも、怒りのバロメーターによっていろんな言い方がありますよね。
どれくらい強く言いたいか、で違う言い回しを覚えておきましょう。
強く言いたいとき
- 動詞から始める(Do it!とかEat it!など)
- 否定文のときはDon'tから始める(Don't say that!など)
やんわり言いたいとき
- Let'sから始める(Let's eat it!やLet's share.など)
- 否定分のときはLet's notから始める(Let's not do it.など)
- Pleaseをつけて話す(Please clean up.など)
その中間
- You have toを使う(You have to eat it.など)
- You shouldを使う(You should do that.など)
意外と、中学英語で習った単語や文法知識を生かして、いろんなトーンでしつけ表現ができるんです。
という不安もあるかと思いますが、あまり心配することはないと思います。
親子のコミュニケーションなので、言葉選びよりも表情や声のトーンのほうがダイレクトに伝わります。
あからさまにFワードを言ったりするわけではないのですから、Don't~と言ってしまってたとしても、怒鳴ったりしなければ怖い印象にはなりませんよ。
「あ、そんなに怒ってなければLet's not~と言えばいいのか」と徐々に思い出すことができれば、問題ないでしょう。
【ほめ言葉】英語だと伝わりやすい!
失敗しても、悪さをしても、その気持ちや成長、過程を褒めることも多いんです。
必要なときにさらっと褒めることができる、短くて簡単なほめ言葉をご紹介します。
- Good!(いいね!)
- Great!(すごい!)
- Perfect!(完璧!)
- You did it!(できたね!)
- Well done!/Good job!(上出来!)
- I'm proud of you!(本当あなたはすごい!)
- High five!(やった!ハイタッチ!)
マメ知識
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【お遊び】公園でも使っちゃおう
お遊び系のフレーズを親子で日常化できれば、習得率もアップ!
子どもは遊びの天才。英語も遊びの中に取り入れることで、お勉強感なく覚えることができますよ。
車好きっ子には…
- Let's play with cars!(ミニカーで遊ぼう!)
- Ready, steady, go!(よーいドン!)
- Which is faster?(どっちが早いかな?)
- You win!(あなたの勝ち!)
おままごと好きっ子には…
- Are you mom?(あなたがママ役?)
- What about me?(わたしは何役?)
- Let's prepare dinner.(夕飯の準備をしましょう)
- Pass me some vegetables, please?(野菜とってくれる?)
- Let me chop vegetables.(野菜を切っていきます)
- Time to eat!(ご飯の時間ですよ)
- The baby is crying!(赤ちゃんが泣いちゃってる)
外遊び好きっ子には…
- Do you want to play outside?(外で遊ぶ?)
- Where do you want to go?(どこ行きたい?)
- How about 〇〇 park?(〇〇公園は?)
- Let's wear your jecket and shoes.(上着着て、靴履こう)
- It's lovely weather today!(気持ちのいい天気だね)
使い回せる定型文は、以下のようなものです。
- Where do you want to + 動詞(どこで)
- How about + 動名詞か名詞(〇〇はどうかと提案)
- Do you want to + 動詞(何がしたいか、何がほしいか)
一部分を入れ替えるだけで、いろんな遊びに応用することができます。
お遊び系のフレーズは、実際に子どもが遊んでいる系のYoutube動画が参考になりますよ。
【おうちで】リラックスしながら使いたいフレーズ
リビングでくつろぎながら声かけをするなら、一緒に英語動画を見ながら英語を使ってみませんか?
- What did she say?(今この女の子何て言ったのかな?)
- It's so funny!(ウケるね!)
- That's so interesting.(面白いお話だね)
- Do you like it?(この動画好きなの?)
など、さらっと語りかけられる短いフレーズを使いまわすことから始めてみましょう。
おすすめ英語動画については、こちらの記事でご紹介しています。
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【マジックワード】ネイティブキッズが必ず覚える言葉
せっかく英語で声かけをするなら、マジックワードを取り入れていきましょう!
マジックワードとは、英語圏の子どもたちが必ず覚える魔法の言葉。
難しいものはなく、人とのコミュニケーションにおいて大切な役目を果たす言葉のことです。
日本語でいう「ありがとう」や「ごめんなさい」「大好き」のようなものですね。
では、ネイティブの子どもも覚えるマジックワードを見ていきましょう。
Please(お願いします)
何かが欲しいときや、やってほしいときには必ず「Please」をつけるようにします。
子どもの頃から癖になっていれば、自然とPleaseをつけて丁寧にお願いできるようになりますよ。
Thank you(ありがとう)
Pleaseとセットで覚えておきたい、Thank youも立派なマジックワードです。
Pleaseと言って何かをしてもらったあとには、必ずThank youといいますね。
この2つは必ず一緒に使うと覚えておきましょう。
I'm sorry(ごめんなさい)
小さい子どもにはなかなか難しいこともありますが、自分が悪かった場合や相手を不快にしてしまったとき、自然とI'm sorryを言えるようにしたいですね。
その場で無理やり言わせなくても「気持ちが落ち着いたら言おうね」といって、待ってあげるのも1つの方法ですよ。
Excuse me(すみません)
Excuse meはとても便利なマジックワードで「失礼」「ちょっとごめん」「おっと!」のような意味でも使えます。
以下のようなシチュエーションでも、積極的に声に出すようにしてみましょう。
- くしゃみや咳をしたときに「失礼」という意味で
- 相手の言葉が聞き取れなかったときに「ん?」という意味で
- 相手の至近距離を通るときに「ちょっと失礼」「通るよ」という意味で
- 話の途中で電話やトイレで席を外すとき
子どもにはあまり関係のないシチュエーションもありますが、日常生活の中でマジックワード「Excuse me」をたくさん使えば使うほど、子どもが「こういうときにはExcuse meというのか」と、すぐに習得します。
大きくなってからも、自然にマジックワードが使える人になりますよ。
たとえば、子どもが「Mommy, milk!(ママ、牛乳!)」と言ったとしましょう。
そこで親御さんは「What's the magic word?(マジックワード何だったっけ?)」と子どもに聞いてみてください。
この場合のマジックワードは「Please」ですね。
「Mommy, milk please.(ママ、牛乳ちょうだい)」が正解です。
子どもがマジックワードを言うまで、親は子どもの要望を叶えない。
これが英語圏でのしつけなのです。
「Please」が分からなさそうだったら「プリ…」とヒントを出してあげましょう!
こんなふうに、子どもがマジックワードを言い忘れて相手に失礼になってしまう場合には「What's the magic word?」と聞いて、子どもに言ってもらってくださいね。
マジックワードを書いて、壁に貼っておくのも良いですね!
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【その他】便利な簡単フレーズ
そのほかにも、さらっと言えて日常的に使えるフレーズがたくさんあります。
発音しやすいものから、ぜひ使ってみてくださいね。
Wait a minute.(ちょっと待ってね)
Time to go.(行く時間だよ)
Watch out.(気をつけて!)
Watch your step.(足元気をつけて)
I hope so.(だといいな)
Did you have fun?(楽しかった?)
Have a seat.(座ろう)
Yay!(イェーイ!やったー!)
Are you okay?(大丈夫?)
I see.(なるほどね)
Big hug!(ギュ~!)
One more?(もう1つ?)
Did you finish?(終わった?)
What happened?(どうしたの?)
Which one?(どっちがいい?)
Stay here.(ここにいてね)
You're back.(おかえり~)
Good luck!(がんばれ!)
Keep still.(じっとしてて)
Open your mouth.(お口あけて~)
Speed up!(スピードアップだ!)
子供に英語で声かけする効果
では、子供に英語で声かけをすることによってどんなメリットや効果があるのか、詳しく見ていきましょう。
英語を話すことに慣れる
英語で声かけをする最大の効果は、家族で英語を話すことに慣れるという点でしょう。
毎日英語を聞き、話すことで、英語という言語に慣れていきます。
それは、英語に対する恐怖感や抵抗感も払拭してくれるのです。
英語を習得するには、とにかく使うこと。
家族で日常的に英語を使うことで、子どもにとって英語が特別なものではなくなっていきます。
間違いを気にせず話せるようになり、そのうち自分の言葉にしてしまうでしょう。
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完璧じゃなくても良いと分かる
英語の声かけは、家族で英語に慣れることが最大の目的です。
よって、親御さんが子どもに英語を教える必要はありません。
英語が全然話せないといっても、わたしたちは中学校・高校の6年間、英語を学んできています。
「It's good!(おいしいね)」
「Let's go!(行こう)」
「You did it!(やったね!)」
このように、シンプルな言葉だけでも頭に入っていれば、十分に英語での声かけをスタートできるのです。
「おうち英語」の成功は、いかに子どもをペラペラにするかではなく、英語に抵抗感を持たず、誰とでも英語で話せるコミュニケーション力が身につくかどうか、ではないでしょうか。
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子供に英語で声かけするときのコツ
英語で声かけをする基本フレーズや効果が分かったところで、今度はそのやり方やコツを見ていきましょう。
挫折せずに続けられるか心配…
という方は、ぜひ参考にしてみてください。
短時間の英語タイムを作ってみよう
食事の時間、お風呂の時間、寝る前など、1日の中で英語タイムを作ってみましょう。
この方法のメリット
- シチュエーションに応じたフレーズを覚えられるので応用力がつく
- 同じフレーズを毎日何度も使えるのですぐに慣れる
食事やお風呂などは、毎日必ずすること。
そして、基本的にやることや流れも毎日同じですよね。
ということは、その時間をまるっと英語タイムにしても、決まったフレーズを使いまわすだけでOK!
食事タイムに使える英語表現
- It's time to eat!(ご飯だよー!)
- Can you clean up the table?(テーブル片づけてくれる?)
- Here you are.(はいどうぞ)
- How is it?(どう?おいしい?)
- This is your favorite.(これあなたが好きなやつよ)
- Chew it well.(よく噛んでね)
- Let's take 3 more bites!(あと3口頑張ろう!)
- Do you want more?(おかわりは?)
- Are you done?(ごちそうさまする?)
- You finished!(全部食べたね!)
意外と、中高レベルの英語を組み合わせるだけで、食事中の会話ができてしまうんです。
慣れるまでに時間はかかるかもしれませんが、ダイニングテーブルの近くに紙を貼っておくなどし、いつでも声に出せるようにしておくのも良いですね。
慣れてしまえば、結構さらっと言えてしまうものですよ。
お風呂タイムに使える英語表現
- Take off your clothings.(服脱いで)
- Put down your hair.(髪ほどいて)
- Turn on/off the shower.(シャワー出して/止めて)
- Save the water.(水もったいないから止めて)
- Close your eyes.(目閉じて)
- Let's wash your hair.(頭洗おう)
- Let me rinse off your hair.(髪洗い流すよ)
- You have some bubbles.(まだ泡ついてるよ)
- Let's go in the tub.(湯船に入ろう)
- Let's count to 10.(10数えよう)
- Do you want to get out the bath?(もう出る?)
- Dry you off.(身体拭いて)
- Put on your pajamas.(パジャマ着て)
Turn on/offやgo inなど、決まった動詞の型を覚えてしまえば、あとは対象物(シャワーや水道、電気など)を入れ替えて使うだけ。
全部をいきなり英語にしなくても、「この1週間は、Turn on/off the showerを使ってみよう」というペースで大丈夫。
Turn on/off the showerが使えるようになってきたら、今度はshowerをlight(電気)に置き換えてみるなど、少しずつバリエーションを増やしてみましょう。
寝る前に使える英語表現
- It's bedtime!(寝る時間だよ)
- It's storytime!(絵本の時間だよ)
- Which one do you want to read tonight?(今夜はどの絵本にする?)
- Let's go to toilet.(トイレ行こう)
- Stop chatting.(おしゃべりおしまいだよ)
- Sweet dreams.(おやすみ)
- Good night.(おやすみ)
- Have a good sleep.(よく寝てね)
決まったフレーズだけ英語にしてみよう
今度は、シチュエーションではなく「決まったフレーズ」のみを英語にする方法です。
この方法のメリット
- 覚えやすいフレーズから取り入れるので難易度が低い
- よく使うフレーズを自由に選べる
- 数ヶ月後には英会話のバリエーションがかなり広がる
シチュエーションごとだと、どうしても発音しづらい単語やなかなか覚えられないフレーズも出てきますが、フレーズで選べばより難易度が低いです。
その家庭でよく使う英語や、家族みんなが言いやすい英語を自由に選べるので、定着も早いでしょう。
たとえば…
- Let's go to the park!(公園に行こう!)
- Which one?(どっちがいい?)
- What do you want to eat?(何が食べたい?)
- Let's wash your hands!(手を洗おう!)
- Do you want to play with cars?(トミカで遊ぶ?)
- How is the weather today?(今日のお天気は?)
- What did you do today?(今日は何したの?)
お子さんが幼稚園や保育園に行っているか、自宅保育かでも、頻繁に使うフレーズは違ってきますよね。
それぞれのご家庭でよく使う英語を選んで、まずは1週間にワンフレーズを目標に使い続けてみましょう!
覚えたフレーズから英語にしてみよう
子どもが好きなジャンルや動画、アニメなどから習得した英語から、日常生活に取り入れてみる方法です。
この方法のメリット
- 最も子どもファーストなやり方
- お気に入りフレーズなら積極的にアウトプットしてくれる
- 子どもの「好き・関心」がベースになっているので成長が早い
親御さんや、わたしたち大人が「この英語は便利だから」といって選んだフレーズでは、子どもがなかなかアウトプットしてくれない…ということもあるでしょう。
そんなときは、子どもの「好き」を基準に、声かけフレーズを選んでいきましょう。
子どもも、自分が好きなジャンルの英語フレーズであれば喜んで声に出してくれますよ。
ほめ言葉をたくさん使おう
子育てでたくさん使っていきたい、ほめ言葉。
実は、ほめ言葉こそ英語を使うと、みんながハッピーになれちゃうんです!
この方法のメリット
- 英語=ほめ言葉と思ってもらえるのでモチベが上がる
- 前向きでポジティブな言葉を使えるようになる
アメリカをはじめとする英語圏では、とにかく子どもを褒めます。
悪い行いをしたり、失敗したりしても、とにかく良い部分を見つけて褒めるのです。
そのためか、英語でのほめ言葉はとても自然で、簡潔なものが多く、何よりストレートな表現で子どもに伝わりやすいんです。
ほめ言葉は本ページでもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
日本式の子育ては、まだまだ昭和スタイルが残っています。
かわいいわが子だからこそ厳しくしたり、少しのことでは褒めなかったり、這い上がらせる教育も行われていますね。
もちろんそれを良しとする人もいますが、せっかく英語で声かけをするなら、海外式の褒めまくる育児にトライしてみませんか?
親もポジティブな気持ちで子育てができますし、子どももたくさん褒めてもらえてハッピー!
みんなが笑顔になる魔法の言葉ばかりですよ。
英語コンテンツを併用してみよう
英語の声かけをしているなら、子どもが英語に慣れるのも時間の問題。
子どもは吸収が早いので、声かけと同時進行で英語コンテンツを使ってみると、より日常生活に英語がなじんでいきますよ。
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たとえば、英語絵本の読み聞かせ。
いきなり長いお話を読む必要はなくて、イラストをメインに楽しみながら、英語を使う練習になれば十分です。
こちらの記事でご紹介している英語絵本は、単調でシンプルなものばかりなので、はじめての英語絵本にぴったりです。
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親子で簡単な英会話に慣れてきたら、プロの先生と英語を話してみるのも良いですね。
オンライン英会話は敷居が高いと思われがちなのですが、子ども向けのサービスならABCがわからなくてもトライできますよ。
ほかにも多種多様なオンライン英会話サービスをご紹介しています。
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子供への英語の声かけでやってはいけないこと
それでは、英語の声かけをする際に気をつけたい、やってはいけないことを見ていきましょう。
母国語とは違う言葉を使って、コミュニケーションをとる練習をする「英語での声かけ」。
やり方を間違えてしまうと「もう英語話したくない!」と、子どもが英語を拒絶してしまうことにもつながります。
NGポイントもしっかり押さえておきましょう。
英会話を強制すること
親御さんが英語で声かけをしていても、子どもに英会話を強制するのはNGです。
ましてや、声かけを始めて数ヶ月しか経っていないにもかかわらず、英語での返答を求めるのはタブー。
子どもは膨大な量の英語をインプットして、その知識が満タンになった頃にアウトプットできるようになります。
1つインプットしたら1つアウトプットができるようになる…というわけではないんです。
そのため、毎日よく使うフレーズを繰り返し声かけすることで、そのフレーズを早くアウトプットできるようになりますよ!
「ママが英語で話しかけたら必ず英語で答えてね!」
「〇〇って英語でなんて言うんだっけ?教えたでしょ?」
など、英会話を強制することは絶対にやめましょう。
間違った英語を指摘すること
「子どもが英語を話し始めた!でも…発音や言葉が間違っている!」
ということに気が付いても、間違いを指摘することはまだやめておきましょう。
そもそも、そんな小さな年齢で英語を口から発しているというだけで、十分すごいですよね。
恥ずかしがらず、間違いを恐れず、英語を話そうとしているだけで、もうバイリンガル街道まっしぐらです。
子どもたちは、日本語でも言い間違いや発音の間違いをよくします。
でもテレビや音楽、まわりの人の会話を聞いて、正しい言葉や発音を習得していきますよね。
英語も同じで、正しい英語をインプットし続けていれば、必ず間違いは直ります
英語動画やかけ流しで、正しくキレイな英語を聞かせてあげましょう。
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英語の声かけでやってはいけないことの1つが、英語と日本語を混ぜて話すことです。
どういうことかというと、1つの文章の中に英語と日本語をごちゃ混ぜにしてしまうと、正しい英語のインプットにならないのです。
これはOK
- 外で遊びたい?Let's go to the park!
- I'm hungry! おやつ食べる人~?
- ご飯できたよ!Let's have a seat.
これはNG
- outsideで遊びたい?Let's go to 公園!
- とってもhungryだよ~!Snacks食べる人~?
- Lunchできたよ!Let's 座ろう!
決定的な違いが分かりますでしょうか?
1つの文章の中に英語と日本語がごちゃ混ぜになってしまうと、ルー大柴さんのような話し方になりますね。
ルー大柴さんは立派なバイリンガルなので良いですが、子どものインプットには逆効果になってしまいます。
子どもは賢いので、英語と日本語を両方使っていても、それぞれの言葉をきちんと使い分けられるようになっていきます。
両方の言語を強化していくにつれて、子どもの中で双方の言語が独立していくので、それほど心配することはありません。
しかし、上記で説明した「これはNG」の例のように、英語と日本語が混ざった言葉を聞いて育った子どもは、同じような話し方を習得してしまいます。
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まとめ:英語の声かけは今日から始められる!
英語の声かけは、英語がペラペラでなくても気軽に始められる方法です。
子どもに正しい英語を教えることが目的ではなく、家族で英語を使うことに慣れれば良いだけだからです。
正しい英語のインプットは、他の英語コンテンツに頼れば良い!
子どもの英会話を充実させたいなら、オンライン英会話の先生にお願いすれば良い!
でも、気軽に英語を使う生活に慣れさせてあげられるのは、一緒に暮らす親御さんにしかできないことです。
簡単な声かけフレーズから、気軽に使ってみてくださいね。
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