「早期英語教育って脳に影響あるのかな?」と思っていませんか?
早期英語教育には賛否両論あり、日本語の発達に影響があったり、日本語と英語で混乱したりするリスクも懸念されています。
この記事では、科学的な研究結果や脳の発達についての権威性ある情報から、早期英語教育による脳への影響を解説します。
子どもに早期英語教育を始めるか悩んでいる人、また悪影響について懸念している人は、ぜひ参考にしてみてください。
※本記事にはプロモーションが含まれています
早期英語教育とは
「早期英語教育」とは、子どもが母語を習得する途中段階(主に0〜8歳程度)で、第2言語として英語に触れさせる教育をいいます。
とくに日本では、以下のようなケースを指して使われることが多くあります。
- 小学校入学前から英語を学ばせること
- 家庭や保育環境で英語に自然に触れさせること
- 母語がまだ安定していない時期に英語を始めること
早期英語教育はインプット中心で、学習というより「英語に慣れさせる」という段階を指します。
昨今では、早期英語教育を取り入れる保育園や幼稚園があったり、英会話教室やオンライン英会話でも3歳ぐらいからレッスンを受けられたりします。
早期英語教育は日本社会全体で注目、推進されており「英語を話せる子ども」が増えてきているのも事実でしょう。
具体的に早期英語教育は、以下のように分類できます。
分類 | 年齢 | 内容の目安 |
---|---|---|
乳幼児英語教育 | 0〜3歳 | 音への感受性が高い時期。聞き流し・英語の絵本・歌など。 |
幼児英語教育 | 3〜6歳 | 発話も始まり、英語での遊びやごっこ遊びが効果的。 |
児童英語教育 | 6〜12歳 | 文法理解や読み書きも徐々に可能に。 |
※「早期英語教育」はこの中の乳幼児〜幼児期を指すことが多くあります。
0歳から英語を始めることで、ネイティブスピーカーに匹敵するリスニング力や発音を身につけられることが期待されています。
幼児期、まだ言葉がつたない時期に英語を聞き始めることで、英語と日本語を同時進行して習得することも可能でしょう。
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小学生になると、3年生で英語の授業が始まります。
そのため、小学校入学後に英語を始めることは「早期英語教育」とは呼べなくなってくるかもしれません。
また「早期英語教育」とひとくくりにしても、目指すゴールによってアプローチは異なります。
たとえば、以下のような目標をもっていた場合、それぞれで早期英語教育の始め方ややり方が変わってくるでしょう。
目標 | すべきこと |
---|---|
英語に慣れ親しむ | 英語を楽しいものとして体験し、苦手意識を持たないようにする |
バイリンガルを目指す | 日常的に英語を使えるような環境を家庭で構築する |
将来の受験・学力対策をする | 英語の習熟を早め、学校教育や検定などで優位に立つことを目指す |
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「早期英語教育」は日本だけ?
また、日本では0~8歳くらいの英語教育を「早期」と呼びますが、多言語国家では基準が違います。
たとえば、EUやカナダなどの多言語国家では「幼児期に複数言語を学ぶこと」を"早期"とはいわないそうです。
理由は、多言語国家ではすでに複数の言語が公用語・準公用語として存在しているからです。
そのため、日常的にさまざまな言語を見聞きすることがあり、複数言語に触れることは特別な教育ではなく、生活の一部というわけです。
そのため、乳幼児期に第2言語を学ぶということ自体が、特別視されない文化背景があるのですね。
日本のように、1つの言語だけで国が成り立っている国では、3歳以前の外国語教育が「早期」として注目されやすいですよね。
乳幼児期に日本語以外の言語を学ばせることを「早すぎる」といわれたり「日本語が育たない」といわれたりすることもあります。
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海外で「早期英語教育」が注目されない理由
例として、わたしが留学していたカナダには、英語とフランス語の2種類の言語が公用語として存在しています。
教育政策にもその考えが根付いており、子どもたちは「イマージョン教育」というバイリンガル教育の中で育ちます。
フランス語で授業を行ったり、幼稚園の活動をフランス語で行ったりして「お勉強ではない習得方法」を与えてくれるのです。
保育園や幼稚園から多言語に触れる機会があるため、自然に「英語とフランス語のバイリンガル」が育ちやすい環境なのですね。
そしてEUの場合、言語教育は「早く」「広く」が常識になっているそうです。
EU諸国は国境が近く、多言語社会が日常的。
国によっては、母国語のほかに2つ以上の言語を義務教育で学ぶこともあります。

幼児期のうちから隣国の言語(英語・ドイツ語・フランス語など)に触れるカリキュラムが用意されているので、EUでも自然にバイリンガルが育ちやすいのですね。
欧州委員会は「最低2言語を母語以外に学ぶこと」を各国に推奨しています!
EU諸国の外国語教育
- オランダ:英語教育は4歳から学ぶ
- ルクセンブルク:幼稚園からルクセンブルク語・ドイツ語・フランス語に触れる
- フィンランド:英語とスウェーデン語を学ぶ
- ドイツ:近隣諸国の言語(フランス語・ポーランド語)を学ぶ
- スペイン:トリリンガル教育(スペイン語+英語+地域言語)が行われる
- エストニア:エストニア語とロシア語教育が行われる
- スロベニア:ドイツ語やイタリア語など隣接国の言語を学ぶ
- マルタ:英語とマルタ語のバイリンガル教育をする


早期英語教育が日本で注目される理由
昨今の日本では、早期英語教育が注目されています。
この背景にはグローバル化が進んでいることや、小学校で英語が必修化されたこと、また親世代が英語を学ばず後悔していることなどが後押しされています。
また、早期英語教育に該当する年齢(0~8歳)は英語耳やバイリンガル脳を作るのに適しているとされ「低年齢のうちに英語を始めたい」と考える親御さんが増えているのですね。
それでは、具体的に早期英語教育が注目される理由や背景について見ていきましょう。
脳の言語習得には臨界期があるから
幼児期(特に0〜6歳)は、言語の音やリズムを自然に吸収できる脳の状態にあるとされます。
この時期の脳は柔軟で、新しい言語の音や文法パターンを無意識に取り込める力が高いといわれています。
幼児期を過ぎ小学校に入学する年齢になると、脳が「効率的な母語中心にシフト」するという考え方があり、他の言語の吸収力が下がるという見解も。
これを「臨界期仮説」といい、現代に至ってもまだ「仮説」ではあるものの、ネイティブレベルの英語力を育てるには幼児期に始める必要があると考えられているのです。
ネイティブのような発音やイントネーションを身につけるには、幼児期にどれだけ英語に触れるかが重要。
しかし、臨界期より前に始めるべき英語はリスニングやスピーキングであり、語彙力や文法理解は臨界期後(7歳以降)でも習得が可能です。

臨界期は長らく仮説のままで、現代では「個人差が大きい」とまでいわれています。
「臨界期を過ぎたから、今から英語を始めても遅いのかな」
そんなふうに決めつけず、子どもの興味・関心に合わせたテーマに英語を絡めて、環境を整えてみてくださいね。
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グローバル社会で英語力が必要だから
英語が世界の共通語として重要視される現代社会において、英語スキルの有無は将来の選択肢を左右するものでもありますね。
日本国内でも英語教育の低年齢化が進み、小学校から英語が教科として必修化されました。
小3~4はまだ楽しいコミュニケーションを中心とした英語(外国語活動)ですが、5~6年生になると読み書きが本格化し、中学校ではオールイングリッシュの教科書を使う学校もあります。
小学校英語が必修化され、多くの子どもたちが臨界期を迎える前に英語を始めるようになると、留学や外資系企業への就職など、将来の選択肢が広がります。
昔から「英語が使えればさまざまな職に就ける」とは言われてきました。
しかし教育現場が追い付いていなかったり、日本語さえわかれば生きられる国だからこそ国民の関心が薄かったりして、親御さん世代は満足に英語を学んでこなかったかもしれません。
しかし、就職活動を経験したり現在の社会情勢を見ていたりすると、
もっと英語を勉強しておけばよかった…!
と、後悔する人が一定数いるようです。
親御さん世代が子どもの頃や就職活動に明け暮れていた時代よりも、さらにグローバル化が進む現代。
子どもに同じ苦労をさせないために、早期英語教育が注目されてきているのですね。


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子どもが苦労せずに英語を学べるから
早期英語教育にはテスト勉強のような負担がなく、遊びや生活の一部として取り入れやすいという特長があります。
歌・絵本・アニメ・ごっこ遊びなど、子どもが楽しめる手段で学ぶことができたり、また成績や正確さを気にせず、英語を楽しむ土台をつくれたりします。
英語を身につけるには、いかに苦手意識や恐怖心、拒否感をなくすかがポイントになるため、幼児期で始める早期英語教育が注目されているのです。
子ども(特に幼児期)は、大人のように「恥ずかしい」「間違えたくない」といった抵抗がありません。
怖いものなしの年齢で英語に触れさせることで、将来的に学び続けられる自信や楽しさをつけてあげることもできます。


子どもの年齢が進めば進むほど、本人がよほど英語に興味を示さない限り、英語学習を長く続けるのは難しいかもしれません。
自我が育てば育つほどに、英語習得の妨げになる要素が次々に出てくるからです。
参考:ダイヤモンドオンライン
しかし、幼児期であればYoutubeやおもちゃ、絵本など、惹きつけるツールがたくさんあり、英語を絡めたり環境を整えたりするハードルが低いのです。
親が楽をするためにも、幼児期から英語環境を整えておくとGOOD!
おうち英語のハードルが下がっているから
当ブログでは「おうち英語」についての情報やノウハウを発信していますが、昨今ではおうち英語に挑戦するハードルが低くなっています。
YouTube、アプリ、幼児英語教材の普及により、家庭でも手軽に英語環境をつくることが可能になりました。
英語に自信のない親御さんでも、質の高いサービスやコンテンツに手が届くようになり、またモンテッソーリなどの教育メソッドと組み合わせた"家庭学習法"も人気です。
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英語教育といえば、ひと昔前までは高額な英語教室に通わせる方法が主流でした。
しかし、現在は「おうち英語」で始められる敷居の低さが魅力でもあります。



英語を習得するためには、必ずしもプロに習ったり、ネイティブスピーカーと話したりする必要はありません。
おうちで気軽に英語環境を整え、子どもにとって英語力の土台を作ってあげられますよ。
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幼児教育全体が早期化しているから
早期英語教育だけでなく、幼児教育のジャンル全体において「早期化」が進んでいます。
たとえば知育やプログラミングなども、幼児期に始める傾向が高まっています。
SNSや育児ブログなどで教育に関する情報が手に入りやすくなったことや、コロナ禍で「在宅」がテーマになったことで、おうちで気軽に使える教材やコンテンツが多く普及したことも、全体的な早期化につながっているでしょう。

幼児教育に積極的な家庭が増えていることが、英語教育にも波及しており、また保育園や幼稚園でも英語タイムを導入するケースが増えてきているのかもしれません。
幼児教育にはさまざまな分野がある中で「英語」というのは特に低年齢で始めるべきものとして、注目されています。
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早期英語教育のメリットは?
早期英語教育をするにあたって、どのようなメリットがあるのか見てみましょう。
英語は低年齢のうちに始めるべきだという意見をよく聞きますが、単に「英語の習得が早い」ということ以外に、細かな点で多くのメリットが存在しています。
裏返すと、早期英語教育で得られるメリットは、英語を始めるのが遅くなればなるほど得られづらいものになっていきます。
英語は何歳でも始めることができますが、早期英語教育におけるメリットは大きなものでしょう。
ここからは、以下3つのメリットをご紹介します。
- 英語耳が育つこと
- 言語の柔軟性と認知力が育つこと
- 英語に対する抵抗感が少なくなること
以下にて、くわしく掘り下げていきます。
英語耳が育つこと
早期英語教育のメリットは、英語耳が育つことです。
特に臨界期を迎える前の年齢(7歳くらいまで)に多言語に触れると、音に敏感になります。
音に対する感受性が高く、吸収力が高い時期を活かして英語力の向上が見込めるため、早期英語教育にはメリットがあるとされています。
早期の中でも生後6ヶ月〜3歳頃は、さまざまな言語の音を区別しやすい時期。
この時期に英語の音を聞くことで、発音・リスニング力の基礎が形成されるといわれています。
日本語にはない英語特有の発音や、リズムを自然に聞き分けられる「英語耳」が育ちやすくなるというわけです。
大人になってから学ぶと難しいLとRの違いも、幼少期に慣れ親しむことで無意識に認識できるようになるでしょう。
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言語の柔軟性と認知力が育つこと
臨界期を迎える前の年齢は前頭葉の柔軟性が高く、複数言語を自然に処理できるといわれています。
日本語だけでなく複数言語に早くから触れることで、子どもは「言葉はひとつではない」という感覚を自然に身につけることもできますね。
学校法人竹内学園 山崎幼稚園のコラムによると、言語に対する柔軟な思考力や、概念の切り替え能力(認知的柔軟性)が発達することも期待できるとされています。
また、バイリンガル環境で育った子どもは、注意力・問題解決能力などの「実行機能」が高くなるという研究もあります。
問題解決能力やクリティカルシンキング(批判的思考)、創造性などの教育は「非認知能力」として、認知能力(IQ)と同じくらい重要視されている教育の1つです。
英語を学ぶことは「賢さ」に直結するように思えますが、実はIQではなく非認知能力に結びつく点も多くあるのですね。
単に英語力を得るだけでなく、思考力や学習能力全般に良い影響を及ぼすことが期待できるのも、早期英語教育のメリットでしょう。
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英語に対する抵抗感が少なくなること
幼少期に英語を、勉強ではなく「遊びや体験」として楽しんだ子どもは、英語に対する抵抗感を持ちにくくなるといわれています。
英語に苦手意識を抱く前に、ポジティブな経験を積むという方法ですね。
英語に関する成功体験や「楽しい」という思いを積み重ねることで、自信やモチベーションにつながります。
英語のテストや授業だけでなく、将来的に外国人とのコミュニケーションや海外経験をするにあたっても、プラスになりますね。
自然な形で「英語=楽しい」という印象を育てることが大切なため、早期英語教育のメリットとして認識されています。
早期英語教育にデメリットはある?
早期英語教育のメリットについてお話してきましたが、デメリットは存在するのでしょうか?
実は、早期英語教育は「やりすぎる」「ほかの科目を犠牲にする」という間違ったやり方で続けてしまうことで、デメリットを生じさせる可能性も隠されています。
ここからは、早期英語教育で懸念されるデメリットについてご紹介します。
デメリットを生じさせないための対策や解決法についても明記しますので、参考にしてみてくださいね。
日本語発達に影響を及ぼす可能性がある
早期英語教育のデメリットとして挙げられるのが、日本語の発達に影響を及ぼす可能性です。
この見解については「日本で行う早期英語教育」という観点から考えた場合、日本語の発達に影響を及ぼす可能性は非常に低いと考えられています。
権威性ある情報として、NHKの番組『シナぷしゅ』を監修している東京大学大学院・開一夫教授のお話をご紹介します。
開一夫教授は幼児英語教材「サンリオイングリッシュマスター」の監修もされており、幼児の言語発達や英語教育に関する専門家です。
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開一夫教授が行った研究の1つに「一事物一名称の制約」というものがあります。
簡単にいうと、1つのモノには同一カテゴリーに属する名称しかつかないという制約のことです。
ここでいう「同一カテゴリー」とは言語のことで、たとえば「犬」というのは同一カテゴリー(日本語)の中で「犬」という名称しかない、と赤ちゃんは理解します。
幼児期はワンワンと呼ぶかもしれませんが、次第に「犬」と呼ぶようになっていくため、常に同一カテゴリーの中で1つの名称を認識するようになっているそうです。
そのため、子どもであっても「犬」を「猫」とは呼びませんし、犬は犬でしかありません。
しかし「犬」を「dog」と呼ぶのはどうでしょうか?
犬は犬でしかありませんが、同時に「dog」でもありますよね。
赤ちゃんや幼児の場合「犬」を「猫」と呼ぶと混乱しますが、「犬」を「dog」と呼んでも混乱が少ないという仮説があります。
それは「犬」と「dog」が同一カテゴリーではないからです。
早期英語教育によって幼い頃から英語を聞き続けている子どもは「犬」という1つのモノに対して、複数カテゴリー(言語)の名称があることを自然に学びます。
「日本語以外にも言語がある」ことを赤ちゃんのうちから体得することは、今後の言語力を拡大していくために意義のあることなのだそうです。
参考:eltha
日本で生まれた赤ちゃんに対し、一切日本語を聞かせずに育てたり、日本語のアニメや絵本を一切禁じたりすることは、日本語の発達に影響を及ぼす可能性があります。
さらにプリスクールやインターに通い、自宅でも英語漬けの生活を送っている場合、年齢相応の日本語力が育つのは難しいでしょう。
逆に言えば、上記のように極端な方法で早期英語教育を行った場合でなければ、日本語と英語で混乱を招く可能性は低いそうです。
続いては、同じく「サンリオイングリッシュマスター」の監修をされており、NHK番組『えいごであそぼwirh Orton』の総合指導もされている佐藤久美子先生のお話をご紹介します。
佐藤先生は「幼少期から英語を学んでも悪影響は出ない」と断言されています。
むしろ、英語を学んでいる子どもたちと、まったく英語にふれていない子どもたちを比較した場合、母語である日本語の反復力(初めて聞いた言葉をまねして発音する力)が高いという研究結果も発表されています。
子どもは1歳になる頃には、母語の理解に必要な音を獲得し終えるといわれています。
そのため、それ以降で母語と第2言語の間で混乱することはなくなるのだそうです。
参考:たまひよ
科学的視点から見ると、立命館大学大学院 言語教育情報研究科の田浦秀幸教授は、早期英語教育を肯定した上で「一番気を付けるべきなのはセミリンガルになること」だと警鐘を鳴らします。
「日本にいるから日本語は勝手にできるようになる」と安易に考えて、早期英語教育をするのはリスクがあるそうです。
子どもがしっかり"母語を理解できる力があるかどうか"を見極め、母語の基礎能力を鍛えてあげることのほうが大切だと話されていました。
参考:私立大学退職金財団

親の負担が大きくなりやすい
早期英語教育のデメリットは、親の負担が大きくなりやすいことです。
早期英語教育を始めると、絵本読み聞かせや動画選び、英会話のサポートなど、親の関与が不可欠になりますね。
特に英語が得意でない親御さんにとっては「正しく教えられているかな」と不安になることもあり、プレッシャーやストレスにつながるかもしれません。
また、過度に英語教育に熱心になってしまうと子どもへのプレッシャーとなり、子どもが英語コミュニケーションを楽しめない可能性も。
無理をせず、家庭に合った方法でゆるやかに続けることのほうが重要なのです。
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もちろん、親御さんが子どもと取り組む英語を楽しむことができれば、1日の中で多くの英語タイムを確保するのは効果的です。
しかし、親御さんが渋々やっているなら、無理せず教材などの英語コンテンツやサービスを活用し、負担を軽くしながら続ける方法を模索しましょう!
英語嫌いになる可能性がある
早期英語教育のデメリットとして、早い年齢で詰め込み教育をした場合の影響が考えられます。
早期英語教育は、幼児期のうちから英語に慣れ親しむことで、語学力や認知能力を上げることが期待できる取り組みです。
しかし、英語力や賢さの前に、自己肯定感を高めることや好奇心を大切にすることを忘れてはなりませんよね。
もし子どもの思いを無視して無理に英語に取り組ませた場合、英語嫌いになってしまうおそれもあるでしょう。
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早期英語教育に対し過剰に熱心になってしまうと、つい教え込んだり詰め込んだりしてしまいがち。
早期英語教育ということは、相手は小さな子どもですよね。
間違いを指摘したり過度な期待をかけたりすると、子どもは純粋に英語コミュニケーションを楽しめず「間違えると怒られる」とネガティブな印象を持ってしまうかもしれません。
早期英語教育をするなら、成功よりも「親子で英語を楽しむ」ことを一番大切にしましょう。
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昨今流通している子ども向けの英語教材は、いかに英語を「勉強」という感覚なしで触れられるかをポイントに、監修されています。
そのため、間違えても「ブブー」という音が鳴らないようになっていたり「惜しい!もう1回やってみよう」と励ます言葉が使われていたりする教材が多く見受けられます。
もし親御さんが子どもに早期英語教育をしていて「つい間違いを指摘してしまう」「厳しくしてしまう」とお悩みである場合、プロが監修し子どもが純粋に「言語を楽しめる」ように設計された、教材を使ってみてはいかがでしょうか。

お試しできる幼児英語教材
英語はコミュニケーションツールなので、間違えても叱ったり指摘したりする必要はありません。
上記の教材のように、子どもの自己肯定感を高めたりやる気を認めたりするかかわり方を意識し、楽しく英語に触れる方法を見つけましょう!
脳の発達に沿った早期英語教育とは
脳の発達に沿った「正しい早期英語教育」とは、幼児の脳の仕組み・発達段階を理解し、それに合った刺激や環境を与える英語の学び方を意味します。
脳科学的にも望ましいとされるアプローチを、以下にてご紹介します。
わが家でも実践してきたことを含めていますので、いち体験談としても参考にしてみてくださいね。
「聞く・遊ぶ」インプット
早期英語教育の場合、発話を無理に促さず「聞く・遊ぶ」を中心とした経験を与えることが重要です。
脳の言語領域は、まず「音の認識・受容」から発達するといわれています。
特に0〜3歳は言語の音に敏感な時期なので、英語をかけ流したり絵本の読み聞かせをしたりすることが効果的でしょう。
幼児に無理やり話させようとするよりも、自然にインプットを蓄積し音の記憶を溜めておくことで、のちに発話として出てくることが期待できますよ。
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英語の発話が早い子もいれば、なかなか話し出さない子もいるでしょう。
それは日本語と同じで、個人差があります。
1日数時間英語を聞き続けても発話が出ない子がいたり、数回聞いただけで真似してアウトプットする子もいます。

親子ともに負担を感じることのないよう、ゆっくり楽しくインプットを続けていきましょう。
それでは、まず「聞く」インプット方法からご紹介します。
早期英語教育として、自宅で気軽に英語環境を作る方法は豊富にあります。
親御さんが英語の絵本を読まなくても大丈夫ですし、英語の知識を詰め込まなくても大丈夫ですよ。

子どもに早期英語教育をする際は、以下の順番が重要といわれています。
耳からのインプット → 理解 → 発話
そのため、音楽や絵本、動画などで「楽しみながら聞いて覚える」ことが重要となります。
親御さんが子どもに英語を教えるのではなく、親子で一緒に英語に触れたり学んだりする毎日を意識しましょう。


続いては「遊ぶ」インプットについてご紹介します。
幼児の脳は、遊びを通じて学習するようにできています。
脳の報酬系が活性化するのは「楽しい!」「できた!」と感じたときなのだそうです。
早期英語教育をするなら正確性や正解率ではなく「一緒に歌う・動く・指をさす」といった感覚的な体験に落とし込むと、記憶にも残りやすいでしょう。

遊ぶインプットにおすすめの方法
- 英語カード遊び
- 英語でお絵描き
- 英語の即興ゲーム(こちらで紹介)
親御さんの英語力は関係なく、いかに子どもと一緒に英語の時間を楽しめるかがカギになります。
頑張って英語を教えたり学んだりするのではなく、シンプルに親子のコミュニケーションを楽しむつもりで、気軽に日常生活の中に組み込んでみてください。
英語がまだ聞き取れなくても、間違えても、何の問題もありません。
遊びの一部として一緒に英語を使うことで、子どもにも安心感が生まれ、次第に英語への恐怖心が払拭されていくでしょう。

用意するものは特になく、身ひとつで気軽にできる英語の遊びですので、出先の待ち時間や退屈しのぎにぜひ行ってみてくださいね。
I SPY
I SPYは、身のまわりにあるもの何でも使って「何のことを言っているか」ヒントだけで当ててもらうゲームです。
私物を並べても良いですし、たとえば病院にいたら壁にかかっている絵や電気、ドアなど、その場にあるものを題材にしましょう。
SPY役を1人、それ以外は答える役に割り振ります。

SPY役の人は、モノの名前を言わずにヒントだけを挙げていきます。
たとえば…
SPYのヒント
- I spy... something square.(四角いものです)
- I spy... something very big!(大きいです)
- It's close to the door.(ドアの近くにあります)
こんなふうに、名前を言わずにヒントだけを英語で言っていきます。
上記では文章にしましたが「Red」「Big」など単語だけでも大丈夫です◎
そして、分かった人から答えを言っていきます。
子どもがすぐに当てられるように、わかりやすいものを答えにしてあげると盛り上がるでしょう!
実際の遊び方を、動画(英語)でチェックしてみましょう。
Simon says
Simon Saysは、1人の指令役の命令に従って体を動かす遊びです。
じっとしているのが苦手な子どもや、機嫌が悪くなった子どもにもおすすめの、すぐに盛り上がれる即興ゲーム!
まず、Simon(サイモン)役とそれ以外に分けます。(Simon役は親御さんがするほうが、スムーズに遊べます!)
Simonというのが指令役で、英語でよくある名前「サイモン」から付けられたそうです。
では、Simon役の親御さんは子どもに向かって、以下のように命令しましょう。
「Simon says... touch your head!」(サイモンが、頭を触れと言っている!)
子どもが頭を触ることができれば、子どもの勝ち!
英語初心者キッズの場合、親御さんがヒントとして、同じ動きをしてあげると真似しやすいでしょう。
「Touch you head(頭を触る)」のほかにも、以下のようなバリエーションを使ってみてください。
- Clap your hands(手をたたく)
- Jump(ジャンプする)
- Close your eyes(目を瞑る)
- Run(走る)
- Smile(笑う)
ポイントは、すべての前に「Simon says...(サイモンが言っているぞ)」をつけることです。
そして、Simon saysをつけない命令文のときには、命令に従ってはいけません。
これがSimon saysのトリッキーなルールです!
Simon(親)が「Simon says... jump!(サイモンがジャンプしろと言っている!)」と言ったときには、子どもはジャンプをする。
しかしただの「Jump!」と言っただけのときは、ジャンプはしない。

身体を思いきり動かすことができて、親子で自然に英語を使うこともできるゲームなので、ぜひ遊んでみてくださいね。
Simon saysの遊び方動画(英語)も、貼り付けておきます。
TABOO
TABOOは、頭を使いながら英語をひねり出して遊ぶ、少々高度な英語ゲームです。
TABOOで遊ぶには専用のカードとホルダーが必要ですが、即興で遊ぶこともできますので、今回は何も使わないver.をご紹介します。
まず、出題者を1人決めて、それ以外の人たちを回答者とします。

出題者は何か1つお題を決めて、そのお題の名前を言わずにヒントだけを出していきます。
回答者は、出題者が何のことを言っているのか当てる…というのがルールです。
たとえば、お題が「犬」だとしましょう。
出題者は「犬」という言葉を使わずに、回答者に犬だと分かるような説明をしなければなりません。
たとえば、以下のような英語を使ってみましょう。
- Fluffy and hairy(ふわふわで毛むくじゃら)
- Cute(かわいい)
- They like taking a walk.(散歩が好き)
- Your favorite animal(あなたの好きな動物)
- Your grandma has one. (おばあちゃん家にいる)
ちゃんとした文章でなくても良いので「犬」という単語を使わずに、回答者に連想させてください。
お題のカードを作っておき、出題者が引いたカードをお題にしても良いですね。
本来のTABOOゲームは、名前にもある「タブー」な単語がより多く存在します。
たとえば上記のお題「犬」であれば「animal(動物)」「bark(吠える)」「fluffy(ふわふわ)」など、犬に関連する言葉がタブーワードとして設定されるので、より難易度が上がるんです!
自宅で英語に慣れ親しむ場合は、そこまで難易度を上げる必要もないので、何も使わず即興のお題ゲームとして遊んでみてくださいね。
もし本場のTABOOゲームに興味があれば、以下の商品を参考にしてみてください。
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もっとも大切なのは母語
早期英語教育といっても、実は母語(日本なら日本語)を大切にすることこそが、脳科学に基づいて「正しい」とされる英語教育です。
日本に生まれた子どもの場合、日本語が思考力の土台になります。
日本語で考えられないことは英語でも考えられませんし、日本語で言えないことは英語でも言えません。
幼児期は上記に当てはまらないこともありますが(英語優位など)、学齢期になると日本語力が重要になっていきます
つまり、英語力を伸ばしたければ日本語力を伸ばすことが大切なのです。
子どもの脳は、まず“母語”で世界を理解するように設計されています。
母語が不安定なまま英語に偏ってしまった場合、言語の混乱や思考の未発達につながるおそれも。
英語と日本語を明確に切り分けるようなルールを作ったり(例:おうちの中だけ英語タイムなど)、英語の時間と日本語の時間を分けたりすることも有効でしょう。

日本語の土台がしっかりあってこそ、英語も伸びるのです。
もちろんわが家とは対照的に、家庭内では日本語力を豊かに育て、外注(インターや英語学童など)で英語力を育てるのも良いでしょう。
大切なのは、母語(日本語)を年齢相応に、しっかりと学べる場所と時間があるかどうかです。
子どもの反応を観察し調整
子どもの脳の発達には少なからず個人差があるため、無理なく柔軟に対応するのが鉄則です。
ある時期は英語にハマっても飽きてしまったり、インプットはできていても発話が進まなかったりすることがあるでしょう。
そんなときでも、無理にアウトプットを引き出そうとしたり英語タイムを強要したりせず、興味が戻ってくるタイミングを信じて待つことが大切です。
幼児期の脳は、一人ひとり異なるスピードで発達しています。
同じ年齢でも言語の習得、興味の対象、集中力、感情のコントロールなどはまったく違うのです。
特に英語学習は、発話が早い子や何ヶ月もインプットだけ続ける子、英語の歌が大好きな子、そして興味が一切ない時期がある子など、それぞれ反応が違います。


絵本より歌が好き、動画より実物の遊びが好き…子どもによって好きなものが違いますよね。
好みに応じてアプローチを変え、その子だけのオーダーメイド英語遊びを演出してあげましょう!
歌が好きなら英語の手遊びやダンス、視覚優位な子はフラッシュカード、身体を動かすのが好きな子はごっこ遊びなどがおすすめ!
特に発話が進まない場合、親御さんが「英語教育がうまくいっていないのでは?」と不安になることが多いでしょう。
しかし、発話がない=できていないというわけではありません。
発話(アウトプット)は、インプット知識が溜まったころ、爆発するように出てくるものなので、遅くても心配しすぎる必要はないでしょう。
数ヶ月後に突然話し出したり、発話以外の場面でアウトプットされるケースもあります。


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発話がないときも、今はインプットの時期と信じ、焦らないことが大切ですよ。
また、思うように英語タイムの確保や英語遊びが進まない場合には、休んだり少しレベルを下げたりする選択肢も良いでしょう。
いったんお休みして、親子ともにすっきりした気持ちで再開できると良いですね。
競争させずにその子のペースで
早期英語教育は、ほかの子と競わせるのは望ましくありません。
英語はコミュニケーションであり、競うものではないからです。
たとえば英語のテストであれば、点数をクラスメイトと競うことで伸びたり、モチベーションが上がったりするかもしれません。
しかし、早期英語教育でコミュニケーションを大切にしたいのであれば、競争心を持たせるのは逆効果になりかねないでしょう。
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早期英語教育をする中で、ほかの子より覚えが遅かったり、話し始めるのが遅かったりすることがあるかもしれません。
しかし、特に日本での早期英語教育に関しては、始める年齢やタイミングもバラバラですよね。
さらに、親御さんがどれくらい英語教育に関わっているか、オールイングリッシュ環境にいるかなど、さまざまな要素が関係してきます。
そんな中でほかの子どもたちと英語力を競ったところで、子どもの自己評価にも影響を与えてしまうでしょう。

その子が英語コミュニケーションを楽しめていて「もっと自分の言いたいことを英語で言えるようになりたい」と思えれば御の字。
誰かに勝つ必要もありませんし、テストで良い点数を取らなければいけないわけでもありません。
英語力とテストの点数は比例しませんので、コミュニケーション英語を学びたいのであればなおさら、競争するという意識は持たないようにしましょう。
【まとめ】早期英語教育は脳の発達に合ったやり方で
早期英語教育は、日本ではまだ珍しい部類に入るかもしれません。
しかし、世界的に見れば「早期英語教育」という言葉さえも存在しないほど、英語を幼少期から学ぶのは当たり前という考えが浸透しています。
世界中でバイリンガルキッズが育つ中、さまざまな国で英語を第2言語として、日常に溶け込ませたり遊びに取り入れたりして、楽しい学びの機会を与えています。
日本では2020年から早期英語教育が始まり、小学校3年生から英語コミュニケーションを学ぶようになりました。
小学校英語対策のために、幼児期からご家庭で英語に慣れ親しむのもまた、親子コミュニケーションの一環としても楽しい英語教育になるでしょう。
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