今注目のSTEAM教育(スティーム教育)を知っていますか?
これからのIT社会に強くなるための教育概念で、主に理数系やITに特化したものです。
難しく聞こえるSTEAM教育ですが、遊びながら学べたら子どもにとって最高ですよね。
この記事では、自宅で簡単にSTEAM教育ができるおうちサイエンス教材【Groovy】をご紹介します。
STEAM教育の定義やメリット、やり方などを見ていきながら、Groovyの魅力をたっぷり伝えていきますよ。
※本ページにはプロモーションが含まれています
Contents
STEAM教育を遊びながら学べる【Groovy】
STEAM教育を遊びながら学べる、おうちサイエンス教材【Groovy(グルービー)】についてご紹介します。
わが家の小3ムスコはプログラミングを習っていて、わが家でも意識しているSTEAM教育。
と思っていたとき、見つけたのが【Groovy】という教材セットでした。
Groovyはこんな方におすすめ
- おうちで手軽にSTEAM教育がしたい
- スマホやゲームではなく手を動かして遊んでほしい
- 子どもが夢中になれるものに出会ってほしい
- 机上学習よりも実践的な学習が好き
- 遊びながら頭を使う教材がほしい
最初は
親に知識がないとできないものだったらどうしよう…
と思っていたのですが、心配ご無用でした。
STEAM教育をあまり知らなくても気軽に始められる教材【Groovy】は、教材だけでなく解説動画やワンポイントアドバイス、記録ノートまで完璧に揃っています。
それでは、Groovyについて詳しくご紹介していきますね。
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Groovyってどんな教材?
Groovyは、科学者・教育者であるジェン・パック博士という人物によって開発された小学生向けのSTEAM教材です。
家庭で本格的な実験ができるキットが月に1回送られてきて、毎月異なるミッションをクリアするのが目的!
Groovyで体験できるSTEAM教材は、物理学、色彩、自然科学などさまざま。
STEAMすべての分野から子どもの感性を刺激してくれます。
Groovyが生まれた背景には、ジェン・パック博士のこんな思いがありました。
子どもたちが自分のペースでアイデアを広げ、ゆっくりと考える環境を作りたい
STEAM教育に大切なのは、自ら考える力。
それを育てるには、急かされたり制限されたりすることなく、子どもたちがのびのびと考えアイデアを出せる環境を整える必要があると考えられました。
そうして生まれたのが、Groovy。
GroovyでSTEAM教育を身近に感じることで、以下の力が養われます。
- 自分で問題を研究する
- 解決法を想像する
- 試作して改善する
STEAM分野に強い子になるために必要な力を、遊びながら鍛えられるGroovy。
すでにアメリカで高い評価を得ている教材セットなんです。
\ 多数の賞を受賞した記録も!/
画像引用:Groovy公式サイト
Groovyの対象年齢やレベルは?
Groovyの対象年齢は、4~12歳とされています。
Groovyのキットには「ジュニアステミスト」と「ステミスト」の2種類があり、ジュニアステミストは4歳から、ステミストは8歳から使うことができます。
4~12歳を対象に作られていますが、ステミスト(8~12歳対象)なら中学生でも楽しむことができますよ。
Groovyの実験キットはプロフェッショナルなものが多いですが、工程自体は簡略化されているのが特徴的でした。
親子で一緒に取り組めば、4歳さんでも楽しく実験にトライすることができます。
初めての実験が楽しく簡単だと、もっとやってみたいという気持ちが芽生えやすいですよね!
また実験ノートがついているので、実験の前に計画表を作ったり「この実験をすることで何が起こると思うか」を予想して書いたり、実験以外にも楽しみ方が豊富。
STEAM教育に気軽に取り組める構成になっていて、実験自体のレベルは高いのだけれど、やり方や学びは対象年齢に適していました。
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Groovyの料金やプランは?
それでは、Groovyの料金やプランについて見ていきましょう。
STEAM分野は理系が多くを占めるので「なんだかお金がかかりそう…」と思いますよね。
しかし、Groovyは数あるSTEAM教育のサービスの中でも手ごろな価格であるのが魅力なんです。
ジュニアステミスト | ステミスト | |
料金(税込) | 月々3,980円 | 月々3,980円 |
対象年齢 | 4~7歳 | 8~12歳 |
配送頻度 | 月1回 | 月1回 |
セット内容 |
|
|
月1回のお手軽おうちSTEAMで、月々3,980円というリーズナブルな価格設定。
メインの実験にプラスして、簡単な実験も1~2個ついているので、たった1回では終わらない充実度も魅力でした。
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Groovyで学べること
Groovyで学べることは、主に以下です。
- 自然科学への興味が深まる
- 理系の思考力が身につく
- スクリーンタイムが減り家族との会話が増える
- 指先を動かし知識が深く刻まれる
- 想像力・クリエイティブ力がつく
- 集中力がつく
- 何事もやり抜く力が身につく
Groovyの実験キットで指先を動かしながらSTEAM学習を体験することで、子どもの興味や感性を刺激します。
そうすると、ひらめきや想像力、考える力が自然と養われるんです。
そんな子どもの持ち前の才能と、Groovyの実験キットの力で、子どもは「発見する楽しみ」を体験できます。
これは何だろう?
どうすればいいのかな?
あっ!できた!
こういった1つ1つの発見は、子どもの興味・関心を無限に広げます。
そして、STEAM教育の真髄である「試行錯誤してやり抜く力(=問題解決能力)」を、楽しみながら身につけることができるんです。
Groovyは英語教育にもぴったり!
Groovyは、家庭で気軽にSTEAM教育を経験できる今注目の教材ですが、ほかにも魅力があります。
それは、STEAM教育を受けながら英語を学べること。
Groovyの教材には解説動画がついているのですが、なんと日本語版と英語版があるんです。
英語版でも簡潔で分かりやすい表現をしてくれていますし、日本語字幕があるので親御さんも安心!
STEAM教育は世界じゅうで取り入れられている教育なので、学ぶついでに英語も習得できたら嬉しいですよね。
実験ノートにも、英語を学べるページがありましたよ。
STEAM教材【Groovy】使ってみた感想
それでは、わが家でGroovyを使ってみた感想についてお話していきますね。
わが家のムスコは文系・理系でいうと理系男子。
もともとSTEAM分野に興味があり、プログラミングや科学を習っていました。
そして「自宅でもSTEAM学習ができたらいいな」と思っていたところ、Groovyに出会いました。
わたし自身がSTEAM分野に詳しくないため、実験キットがあっても自宅では満足にできないのではないか…と思っていました。
しかし、親に知識がなくても十分に楽しめて、またSTEAM知識もつく超優秀なおうちサイエンスキットだったんです。
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知識がなくても簡単に取り組める
Groovyは、親子ともにSTEAM分野の知識がなくても取り組むことができます。
工程が簡略化されていて、説明書に従って実践することで失敗することなく進められますよ。
かといって、実験のレベルが低いわけではありません。
Groovyの実験キットは、科学・技術・工学・芸術・数学すべての角度から子どもの興味や感性を刺激します。
専門的な知識がつく上に、楽しく挑戦できるものになっています。
わが家に届いた実験キットは、こちらの「光る車を作ろう」でした。
おうち英語をしているわが家からすると、動画は英語ver.一択!
まずは光る車の真髄となる「電気回路」を作るところから始まります。
付属の電池とワイヤーを紙ねんどに装着して、LEDライトが光るかどうかを実験しました。
紙ねんどと紙ねんどの間に別のねんどを差し込むと電気が消えてしまったり(回路をふさぐため)、1つのねんどに回線を2つ差しても電気が点かなかったり…
自分で手を動かさないと発見できないことにたくさん出会えて、子どもたちも興味津々でした。
そして電気の回路を作るときに使った紙ねんどで、今度は車を作ります。
- LEDライトを2つ点灯させること
- タイヤをつけること
という「お客さまからの注文」があるという設定で行うので、自然と良いプレッシャーがかかります(笑)
プログラミングもエンジニアも、お客さまの要望に合わせてものづくりをする仕事。
そこから教えてもらえるのは、学びが深いと感じました。
総合的なSTEAM知識がつく
Groovyの教材キットで遊ぶことで、総合的なSTEAM知識がつくと感じました。
「実験キット」という名前なので、最初は「実験ということは科学に特化しているのかな?」と思っていました。
わが家に届いた「光る車を作ろう」は、電気回路について学ぶのがメインのキットだったので、STEAM分野の中でも【E(工学)】の要素が強いものでした。
しかしほかにも、カラフルな粘土を使って回路や車をデザインすることで【A(芸術)】の要素を感じました。
そして、実験ノートにどんな車を作るか下書きをする過程では、論理的思考力を鍛えられました。
説明通りにやっているはずなのに電気が点かなかったときには、試行錯誤して問題を解決する大切さを学びました。
1つの実験キットで、総合的なSTEAM教育を受けたような気になりました
おまけコンテンツがついている
Groovyの教材には、メインの実験のほかにもいくつかおまけコンテンツがついていました。
わが家で注文した実験キットは「光る車を作ろう」でしたが、ほかにも実験コンテンツが付属されていて、ずっと楽しめましたよ。
おまけコンテンツもメインの実験と同じで、基本的にはキットについている材料だけでできる簡単なもの。
コショウマジックは付属の紙にコショウを出して、静電気を作って吸い寄せるおもしろ実験でした!
そして風船の実験は同じように静電気を作って、風船をいろいろな場所にくっつける遊びでした。
\ 髪の毛で静電気をつくるよ /
付属のセットだけで簡単にできるので、面倒なことも一切なく、1セットでいくつも実験を楽しめました。
わが家は夏休みにGroovyを取り寄せたので、とっても充実した夏休みを過ごせました。
STEAM分野を英語で学べる
Groovyのキットには、解説動画がついています。
解説動画は日本語ver.と英語ver.があるので、好きなほうを選んで再生できるのも嬉しいポイントでした。
わが家ではおうち英語をしているので、STEAM教育という世界的な指針のある分野なら英語一択!
日本のSTEAM教材だと、英語で解説してくれるものはまだまだ少ないので、まさにSTEAM教育×英語を目指している人にはうってつけの教材です!
\ 公式サイトはこちら /
STEAM教育とは?
それではここで、STEAM教育について振り返ってみましょう。
STEAM教育とは、IT教育に精通するための教育概念です。
子どもをIT社会に順応した人材に育てるための教育方針で、日本でも小学校~高校でさまざまな取り組みが始まっています。
STEAM教育に含まれる科目は、以下の5つです。
Science, Technology, Engineering, Art, Mathの5つの頭文字をとって、STEAM(スティーム)教育と呼ばれるようになりました。
海外ではSTEAM教育から「Art(芸術)」を抜いて「STEM教育」として扱われることがあります。
STEAM教育がそれぞれ何を表しているのか、詳しく掘り下げていきましょう。
【S】Science(科学)
STEAM教育の【S】はScience(科学)です。
具体的な範囲は以下の通りです。
- 植物
- 動物
- 人体
- 元素
- 宇宙
わたしたちの生きる世界を作り出している原理すべての科学を学ぶことが目的で、学習内容は主に研究活動。
科学の実験や研究を学ぶことで、ものごとの課題や法則に気が付くことができ、数理的思考力が育ちます。
STEAM教育で科学を学ぶ際には、実験やフィールドワーク(野外活動や研究)を行います。
自分で考え答えを導き出す力や、問題解決能力を養うことができるのだそうですよ。
【T】Technology(技術)
STEAM教育の【T】はTechnology(技術)です。
「テクノロジー」ということで、今注目のプログラミング学習を通じて論理的思考力を育てます。
これから、あらゆる仕事がAIに奪われていくといわれている時代。
AIに人間が使われるのではなく、AIを使いこなす側の人間になるために、プログラミング的思考力を育てることが大事なんです。
日本ではまだプログラミング教育が進んでいませんが、海外ではマインクラフト(通称・マイクラ)を使って遊びながら学べるプログラミング学習を取り入れていますよ。
【E】Engineering(工学)
STEAM教育の【E】はEngineering(工学)です。
産業の分野で必要となる、新製品の開発やものづくりを学びます。
1つ前でご紹介したプログラミング学習を使ってプログラムを組み、そのプログラムで起動するロボットを作るのが、Engineering(工学)の分野ですね。
機械の設計や自動車整備なども、工学の分野に含まれます。
【A】Art(芸術)
STEAM教育の【A】はArt(芸術)です。
Art(芸術)は、主に広い意味で以下の内容を含むことが多いようです。
- 文化
- 生活
- 経済
- 法律
- 政治
- 倫理
- ダンス
- 演劇
- 音楽
- 写真
- デザイン
- リベラルアーツ(人文科学、社会科学、自然科学、学際・統合科学)
令和の教育にふさわしく、自由な発想や想像力を育て、作品を生み出す創造性を養います。
自分の考えを言語化したり、積極的に発信したりする自主性を育てることも目的としています。
【M】Math(数学)
STEAM教育の【M】はMath(数学)です。
数学の方式に触れながら、法則や仕組みに気が付くことで論理的思考力を養います。
数理的な考え方を身につけることで、STEAM教育やこれからのIT社会のさまざまな場面で役に立ちます。
数学は「数」や「算数」という科目から始まりますが、特に小学校2年生くらいでつまずくことが多いとされています。
ここが数学に苦手意識を持つかどうかの分かれ道にもなるので、STEAM教育で幼少期から数に触れることが大切なんですね。
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【STEAM教育×遊び】のメリット
STEAM教育を遊びながら受けることは、これからのIT社会を生き抜く子どもたちにとってメリットがあります。
実際に世界中で注目され取り入れられているSTEAM教育は、AIが発達するこの時代に「機械に操られるのではなく、操る側の人間になるための教育」として年々進化しています。
STEAM教育には具体的にどんなメリットがあるのか、見ていきましょう。
- 論理的思考力が身につく
- 問題解決能力が身につく
- 専門知識が身につく
1つ1つ掘り下げていきましょう。
論理的思考力が身につく
STEAM教育のメリットは、論理的思考力が身につくことです。
STEAM教育の中の【Technology(技術)】で学ぶプログラミングでは、フローチャートを使ってものごとを順序立てて考える特訓をします。
この、ものごとを順序立てて考えるというのが、論理的思考力です。
IT社会でに溢れ返る情報を扱うには、情報処理の仕組みを理解して、AIを操る側である必要があります。
論理的思考力を養うことで、これからぶつかるであろうさまざまな問題を解決する力が養われ、分析能力も上がるのです。
わが家のムスコはプログラミングを習っていたり【Groovy】でおうちサイエンスを楽しんだりしています。
そのおかげか「これはどうしてこうなるのだろう?」「この仕組みはどうなっているの?」と、考えたり自分で調べたりするようになりました。
考える癖がつくことは、STEAM教育のメリットを感じる第1歩です!
問題解決能力が身につく
STEAM教育のメリットは、問題解決能力が身につくことです。
先にご紹介した論理的思考力を鍛える過程で、考える癖がつくというメリットをお伝えしました。
この考える癖は、問題解決能力を養うためにも大切なステップです。
考える ▶ 課題が見つかる ▶ 考える ▶ 解決策が浮かぶ
という、成功に導くループを生むことができるからです。
問題を解決するには、考える癖がついていることがマストなんですね。
STEAM教育を受けると、何事にも疑問を持ったり「これはどうすれば良いのだろう?」と考えたりする癖がつきます。
そのまま学び続けた子どもは、自力で問題を解決できる人材に育っていくのですね。
専門知識が身につく
STEAM教育のメリットは、専門知識が身につくことです。
STEAM教育には、以下5つの分野があるとお話しました。
- Science(科学)
- Technology(技術)
- Engineering(工学)
- Art(芸術)
- Math(数学)
これらの科目を学ぶことで、いずれかの専門知識をつけることが可能です。
どれも将来役に立つ科目なので、この中のどれかでも極めることができれば、手に職を持つことができるくらいの強みになるでしょう。
\ STEAM教育を遊びながら始める!/
【STEAM教育×遊び】を自宅ですべき理由
【STEAM教育×遊び】は、子どもがSTEAM教育を楽しみ、興味を持ち、STEAM分野に精通した人になるために重要な方法です。
STEAM教育は、日本の公教育のように「静かに話を聞く」というかたちだけでは学べない分野です。
自分で問題を見つけて、手を動かし、失敗を繰り返してやり遂げる力を育てるのがSTEAM教育なので、自宅で遊びながら学ぶことが効果的なのです。
【STEAM教育×遊び】を自宅で行うことでどんな効果があるのか、見ていきましょう。
- AIに奪われる仕事が増えるから
- 日本はSTEAM教育が遅れているから
- 日本人は「非認知能力」が不足しているから
- STEAM人材は高所得者といわれているから
以下にて1つずつ掘り下げていきます。
AIに奪われる仕事が増えるから
STEAM教育を自宅で行うべき理由は、AIに奪われる仕事が増えるからです。
近い将来、以下の仕事がAIに奪われるといわれています。
- 事務職
- レジ
- 銀行員
- 警備員
- コールセンター
- ホテルの客室係
仕事がAIに奪われると考えると「将来仕事に就けるのだろうか」「雇ってもらえるのだろうか」と不安になりますよね。
しかし、こう考えてみてはいかがでしょうか。
人間の仕事を奪うAIを
"使いこなす側"になる
AIに仕事を奪われっぱなしでは、人間はAIの補佐役のようになってしまいます。
しかし、AIよりも上に立つことができれば、AIに指示をしたり使いこなしたりすることができるんです。
AIを使いこなす側になるために必要な知識が、STEAM分野なんですね。
学校の教育だけでは不十分なSTEAM教育を、幼少期から自宅で取り入れることで、自然とSTEAM分野に慣れ親しむことができます。
今回ご紹介している【Groovy】の実験キットで、小さな頃から実験や科学に触れている子どもは「STEAM教育」として改めて学ばずとも、自然と力がついていることでしょう。
日本はSTEAM教育が遅れているから
STEAM教育を自宅で行うべき理由は、日本のSTEAM教育が遅れているからです。
日本はSTEAM教育に関して世界から遅れをとっているといわれており、基礎科目のように学校で完璧に教えてもらえるものではありません。
STEAM教育以前に、日本ではまだ学校でネットリテラシーすらも教えてもらえない学校がありますし、STEAM教育を行うにしても教員が足りないのだそう。
そのため、学校でのSTEAM教育にはまだ大きな期待はできないのだそう。
STEAM教育に力を入れたい場合には、自宅で取り組むことがマストになってくるんですね。
また、日本の授業形態は昔から「先生の話を静かに聞くスタイル」が主流ですよね。
質問をしたり、疑問を投げかけたりすると「授業を妨害した」とみなされたり、目立ちたがり屋のように思われたりして、分からないことを聞きづらい雰囲気があると思います。
実はこのやり方、STEAM教育とは真逆。
STEAM教育は自ら考え、疑問を持ち、問題を提起し、解決策を導き出すアクティブラーニングです。
まずは日本の教えである「静かに人の話を聞く」という常識を覆すことから始めない限り、STEAM教育が浸透することは難しいのでしょう。
日本人は「非認知能力」が不足しているから
STEAM教育を自宅で行うべき理由は、日本人に「非認知能力」が不足しているからです。
日本ではSTEAM教育という観点で遅れをとっているだけでなく、非認知能力を育む機会も極めて少ないとされています。
非認知能力とは?
知能検査や学力検査では測定できない能力のこと。
具体的にはやる気、忍耐力、協調性、自制心など。
日本で重視されているのは、非認知能力の対義語である認知能力を伸ばす教育です。
つまり、IQや知能検査を伴う学力を伸ばす教育ということですね。
しかし、日本では次のことに力を入れすぎて、認知能力と同じくらい大切な非認知能力を伸ばすところまで到達していないのだそう。
- どうやったら良い大学に入れるか
- どうやったら子どもの偏差値を伸ばせるか
- どうやったらテストで良い点数が取れるか
日本の認知能力教育のレベルは世界的にもトップクラスといわれていますが、これからの時代は非認知能力も一緒に伸ばす必要があります。
日本にいながらこの非認知能力を伸ばしたくても、公教育に頼ることはできないということが分かります。
そのため、STEAM教育を自宅で行い、少しでも非認知能力を伸ばすフォローをする必要があるのです。
では、非認知能力を伸ばす教育に力を入れているアメリカについて見てみましょう。
実はアメリカでも、日本と同じように認知能力を伸ばす教育が行われた過去がありました。
2001年、アメリカのブッシュ前大統領が発表した教育改革に『No Child Left Behind Act(あらゆる子を落ちこぼれにしない)』というものがありました。
そして子どもたちに学力テストを取り入れて、アメリカ全土の子どもたちの学力を一定にするという教育がなされてきたそう。
しかし、そんなテストの点数重視の教育に切り替えると、以下のような傾向が出てきました。
- 生きていくうえで必要な力が育たない
- 思考力が育まれない
- 人の気持ちを汲み取れない
- よい人間関係をつくる能力が育たない
そして2015年、オバマ前大統領が就任後、アメリカの法律は『No Child Left Behind Act』から『Every Students Succeed Act(すべての生徒が成功する)』に変わりました。
ここから、アメリカで非認知能力を育む教育がスタートしたといわれています。
日本の教育では、空気が読めて輪を乱さず、教えられたことを完璧に覚えられる「良い子」が育ちます。
一方アメリカの教育では、自分で学び、問題を提起し、解決策まで考える「エリート」が育つのです。
STEAM教育では、アメリカの教育によって生み出されるようなエリートを輩出するためのカリキュラムが整っているんですね。
STEAM人材は高所得者といわれているから
STEAM教育を自宅で行うべき理由は、STEAM人材は高所得者といわれているからです。
STEAMの分野を専攻している人の多くが高所得者で、失業しにくいといわれています。
アメリカでは、年収が日本円で700万円を超える高所得者のほとんどがSTEAM分野の出身なのだそうですよ。
そして、STEAM分野出身で非認知能力が高いとされる人は持ち家率が高く、経済的に潤っていることが分かっています。
※ジェームズ・ヘックマン教授(2000年にノーベル経済賞受賞)の研究による
\ おすすめSTEAM教材キット /
まとめ:STEAM教育は自宅で気軽にできる!
これからのAI社会を生き抜く子どもたちにとって大切な教育概念である、STEAM教育。
日本の公教育ではまだ満足なカリキュラムが組まれていないからこそ、自宅で遊びながらSTEAM教育を取り入れることが大切です。
でも、親世代はSTEAM教育を受けてきていないので、知識や経験がない人もいるでしょう。
そんなとき、アメリカで好評価を得ているSTEAM教材【Groovy in a box】を検討してみてください。
親御さんに知識がなくても、親子で楽しく実験遊びを体験し、学びを深めることができますよ。
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